マンション赤堤テラス

Overview

マンション概要

マンション名

マンション赤堤テラス


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区赤堤5-39-22


建築年月

1975年 3月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

30戸


新築分譲主

佐藤秀工務店


施工会社

佐藤秀工務店


専有面積

66.24m2 〜 140.79m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


佐藤秀工務店が分譲・施工した赤堤テラス

 マンション赤堤テラスは1975年に佐藤秀工務店の分譲・施工によって販売された、4階建のマンションです。
 同社のテラスシリーズでは、管理棟に岡山藩池田家の筆頭家老を務めた伊木家の下屋敷門を採用したことで有名な「多摩川テラス」をはじめ、世田谷で多数の低層マンションを販売しました。

 そんなマンション赤堤テラスは他のテラスシリーズの例に漏れず外壁全面にレンガ調のタイルを纏い、ライオンズマンション風でありながら、より濃淡がハッキリしたコントラストの装いが特徴的です。
 佐藤秀のテラスシリーズの外観は全くブレがないため、少し遠くから見てもすぐ「あ、佐藤秀のテラスだ」と視認できるほどですよ。

北側隣接地の高架化工事に期待

 マンション赤堤テラスは最寄駅の下高井戸から歩くこと7分の明るい東南角地に立地します。
 駅からのアクセスは途中まで商店街の「日大通り」を通るため、買い物やグルメが気軽に楽しめそう。

 マンションの東側道路は甲州街道からの抜け道として使われており、道路幅の割にはクルマの通りはやや多いため、特に小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は注意が必要です。
 また、マンションの北側隣接地には京王線の線路がありますが、高架化工事が決定したこともあり、この先雰囲気がどう変わるか楽しみですね。
 

エレなしだが、現状4階住戸は値崩れしていない

 マンション赤堤テラスの住戸は専有面積が60㎡台から80㎡台をメインにしつつ、最も広い住戸は140㎡までのラインナップとなっています。
 マンションは東西に長い形状をしていて、住戸はすべて南向きのため陽当りは良さそうな印象です。

 その他の特徴として、マンション赤堤テラスは壁式工法で建てられているため一部の躯体の壁を抜くことができません。
 リノベーション工事を前提に購入する際は、リビングを広げたり水周りスペースのサイズアップができない可能性もありますので、あらかじめ慎重に検討が必要ですね。

 マンション赤堤テラスのネックとしてはエレベーターがない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りは大変ですし、将来売るにも貸すにも苦戦必至となるでしょう。
 ちなみにこれまで取引された住戸は4階住戸が圧倒的に多く、やはり階段の上り下りが大変なことも理由としてあるのではないでしょうか。
 ただ、取引価格がそれほど値崩れを起こしていないように見受けられるのは、上階の騒音がないことや眺望が優れていることがプラスに働いているのかもしれませんね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。