用賀パークハイツ

Overview

マンション概要

マンション名

用賀パークハイツ


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩20分


所在地

世田谷区上用賀6-20-4


建築年月

1981年 3月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造8階建


総戸数

55戸


新築分譲主

日本ランディック


施工会社

熊谷組


専有面積

38.57m2 〜 77.72m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


手入れされた外壁がきれいな用賀パークハイツ

 用賀パークハイツは1981年に日本ランディックによって分譲された、8階建のマンションです。
 同社は都内でパークハイツの名を冠したマンションを多数分譲しており、世田谷では「パークハイツ東北沢」の販売実績があります。
 ちなみに用賀には「パークハイツ用賀」がありますが、こちらは東海興業が分譲したマンションで、用賀パークハイツとは関係ありません(たぶん)。

 そんな用賀パークハイツの外壁はホワイト色の吹付タイプで、修繕が行き届いているからか環八沿いの割にはスッキリきれいなフォルムになっています。
 バルコニー中央部のすりガラスが用賀パークハイツの爽やかさをより一層際立てていますね。

砧公園至近の得難い希少な立地

 用賀パークハイツは最寄駅の用賀からは果てしなく遠いうえに環八沿いという、パッと見はかなり難しい条件のマンションに映ります。
 ただ、マンション自体は南・東・西の三方角地に佇み、明るく開放感のある立地と言えそう。

 普段の買い物は紀伊國屋ソコラ用賀店がマンションのすぐ近くにありますが、もう少し庶民的なスーパーをご所望であればサミットストア砧店が5分ほどの距離で利用できます。
 そして砧公園も徒歩5分ほどでアクセスできる距離のため、子どもが小さいときから大きくなっても、まるで庭のように使い倒せる身近な環境っていうのも有り難いですね。

環八向きだが陽当りや眺望はかなり良さそう

 用賀パークハイツの住戸は専有面積が60㎡台と70㎡台を中心とした、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 38㎡&77㎡タイプの住戸を除き、間取りはすべて”田”の字の3LDKで、オーソドックスながら使い勝手は良いことでしょう。

 住戸はすべて環八側を向いた西向きで、やや南西側に振れていることもあってか、陽当りや眺望を優先した設計となっています。
 そのおかげで環八を挟んだところにある清掃工場の公開空地が眼前に広がるため、住戸のポジション次第ですが眺望は相当恵まれていることでしょう。

 用賀パークハイツは1981年3月築で旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)ですが、管理組合にて耐震適合証明を取得しているため、大地震に対する一定の安心感はあります。
 またバルコニー側は二重サッシを採用しており、窓さえ閉めれば環八を通るクルマなどの騒音はシャットアウトできます(現地で確認済み)。

 一見したところ駅からの遠さと環八沿いのダブルパンチで、用賀パークハイツは難しい物件であることは間違いありません。
 ただ全55戸と世田谷では中規模のスケール感に加え、丁寧な修繕工事など目を見張るところがあって、なかなかに悩ましいマンションと言えそう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。