中銀用賀パークマンシオン

Overview

マンション概要

マンション名

中銀用賀パークマンシオン


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩23分


所在地

世田谷区上用賀6-21-8


建築年月

1981年 12月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

14戸


新築分譲主

中銀マンシオン


施工会社

野村建設工業


専有面積

50.55m2 〜 63.39m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


3階建低層の中銀用賀パークマンシオン

 中銀用賀パークマンシオンは1981年に中銀マンシオンによって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 中銀と言えば、故・黒川紀章が設計し2022年に解体された銀座の「中銀カプセルタワービル」があまりにも有名ですが、意外にも世田谷では1960年代から1990年代にかけて、この中銀マンシオンシリーズを10棟以上販売しました。
 マンションの多くは中銀(地名)マンシオンですが、ここは砧公園が近いからかパークマンシオンと名乗るレアな物件となっています。

 そんな中銀用賀パークマンシオンの外壁は清潔感のあるホワイト色のタイルで覆われ、バルコニー外壁のグレーとのコントラストが鮮やかに映えます。
 マンション外構の柵の模様にも、ずいぶん可愛らしいデザインを採用していますね。

大型スーパーや砧公園が近い立地

 中銀用賀パークマンシオンは最寄駅(千歳船橋)から果てしなく遠い距離にあり、さらにほぼ環八に面していると言っても過言でない過酷な立地です。
 ただ世田谷通りと環八にはバス停「三本杉」があり、ここからバスで渋谷や成城学園前、田園調布などに1本でアクセスできる点は救いと言えるでしょう。

 普段の買い物は大型スーパーのサミットストア砧店まで徒歩3分と至近ですので、かなり便利そう。
 そして砧公園が身近に利用できるため、子どもが小さいときから大きくなっても、ずっと親しめる環境が有り難いですね。

壁式工法につきリノベ前提の際は要注意

 中銀用賀パークマンシオンの住戸は専有面積が50㎡台と60㎡台の、ややコンパクトなサイズで構成されています。
 駅から遠い立地なだけにもう少し広いほうが、利便性よりも広さを重視するファミリー層に刺さった感もありますが、まぁ致し方ないでしょう。
 そして新築時の間取りを眺めてみると、3帖台やら4帖台の居室のオンパレードで、無理やり部屋数を確保し3DKや4DKで売ろうとした魂胆が垣間見えますね。

 中銀用賀パークマンシオンは3階建ということもあって、当然エレベーターは付いていません(通称:エレなし)。
 ただ、言うても3階建なのでエレなしが大きくマイナスに働くことはなく、むしろエレベーターの維持改修コストがかからないぶん、プラスと見る向きもできます。

 最後に、中銀用賀パークマンシオンは壁式工法で建てられたため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 したがってリノベーション工事を前提に購入する際はあらかじめ間取り変更や、水回り位置の変更およびサイズアップの可否について慎重な検討が必要になりますので、念のため。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。