




Overview
マンション概要
マンション名
リーベスト桜新町
交通
田園都市線「桜新町」駅 徒歩11分
所在地
世田谷区弦巻3-21-17
建築年月
2001年 2月
構造
鉄筋コンクリート造6階建
総戸数
37戸
新築分譲主
住友石炭鉱業
施工会社
戸田建設
専有面積
59.52m2 〜 105.65m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
大人っぽいフォルムが特徴のリーベスト桜新町
リーベスト桜新町は2001年に住友石炭鉱業(現、炭石マテリアルズ)によって分譲された、6階建のマンションです。
同社は1990年代から2000年代初頭にかけて、リーベストの名を冠したマンションを販売していました。
財閥系不動産会社のなかで住友グループは本当にマンション開発が好きらしく、住友不動産はもとより住友商事、住商建物、そして住友石炭鉱業とこぞってマンションを造っていた印象が強いですね。
そんなリーベスト桜新町の外壁はグレー×ホワイトのツートンカラーのタイルが貼られ、シックで大人っぽい落ち着きのあるフォルムが特徴的。
石貼りのエントランス外壁と、深みのある色合いの木製扉のコントラストがバッチリで、エントランスデザインはとても好印象ですよ。


曜日によってクルマの出入りが激しい
リーベスト桜新町は数々のマンション群が建ち並ぶ、弦巻の中高層住宅街に立地します。
マンションは開放的な北東角地に佇みますが、東側道路を挟んで区の清掃事務所があるため、曜日によって収集車の出入りが激しいです。
普段の買い物はサミットストア弦巻店が徒歩7分で利用でき、その先にはドラッグストアもあって不便はなさそう。
マンションから南西方向約50m先で長年営業してきた「弦巻ゴルフ練習場」はついにマンションに建て替えられることが決定し、今後の住環境はさらに良くなるのでしょうね。
定期借地権マンションのメリット・デメリット
リーベスト桜新町の住戸は専有面積60㎡台と70㎡台を中心とした、ファミリー向けの間取りで構成されています。
ほとんどの住戸は西向きであり、西側には戸建や4階建マンションが建っているため、陽当りや眺望が優れるのは5階以上の住戸といったところでしょうか。
3LDKの間取りは”田”の字か「横長リビング+中和室」の、オーソドックスで使い勝手の良さそうなタイプとなっています。
そしてリーベスト桜新町の最大の特徴は、土地の権利が定期借地権(地上権)となっていることです。
これは土地所有者に対して地代を払って土地を借りており、2056年の借地期間満了に伴いマンションを解体し、更地にして土地所有者に返還する取り決めになっているんですね。
新築時は残り55年だった借地の残存期間も刻一刻と時間が経過し、残りあと半分が見えてきたところです。
定期借地権マンションは所有権のマンションと比べて割安な価格で買えるうえ、マンション最大の懸念でもある建替えを考えなくても良い大きなメリットがあります。
いっぽうで残存期間が35年を切ると、住宅ローンの借り入れ期間も徐々に短くなって毎月の返済額はそれなりの負担となり、残り数年になるとマトモな値段で取引できない可能性もじゅうぶんにあります。
晩年には空室ばかりとなり、カネのかかる修繕工事は行われずにスラム化していく未来も透けて見えるだけに、何だか切ない感情も湧きますね。
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