アデニウム梅ヶ丘JP

Overview

マンション概要

マンション名

アデニウム梅ヶ丘JP


交通

小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区梅丘2-34-17


建築年月

2000年 8月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

22戸


新築分譲主

ジョイント・コーポレーション


施工会社

松村組


専有面積

64.65m2 〜 79.14m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


雁行型フォルムが美しいアデニウム梅ヶ丘JP

 アデニウム梅ヶ丘JPは2002年にジョイント・コーポレーション(現、長谷工不動産)によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 1990年代後半から2000年代前半にかけてジョイント社は破竹の勢いでジェイパーク、アデニウムのブランド名を引っ提げて数多のマンションを販売しました。
 ちなみに、他のアデニウムのマンション名の後ろに「JP(ジェイパークの略称?)」は付いておらず、なぜ梅ヶ丘にだけ付いているかは謎ですが。

 そんなアデニウム梅ヶ丘JPの外壁はブラウン色のタイルを全面に纏い、各フロア間に走るホワイト色の横ラインがシャープな印象を与えます。
 道路面から眺める雁行型の凹凸フォルムはまさに圧巻で、とてもエレガントな雰囲気を醸し出していますね。

一低にある安全で静かな住環境が魅力

 アデニウム梅ヶ丘JPは敷地の大半が建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域(通称:一低)内にあり、世田谷らしい青空と緑が身近な住環境にその魅力があります。
 マンション目の前の道路は西方の「区役所西通り」開通に伴い、クルマの交通量がグッと減り安全で静かな雰囲気となりました。

 普段の買い物は駅周辺にある複数のスーパーが利用可能なほか、環七沿いのビックカメラ若林店が徒歩8分ほどの距離にあるのも意外と便利そう。
 また、駅を超えると例年2月から3月にかけて開催される「梅まつり」が有名な羽根木公園があって、ファミリー層が暮らすのにピッタリの立地と言えそうですね。

住戸の向きによってガラッと変わる眺望

 アデニウム梅ヶ丘JPの住戸は専有面積が60㎡台と70㎡台の、間取りが2LDK・3LDKタイプで構成されています。
 マンションの立地や周辺環境からして、ファミリー層の需要に応える住戸が多く揃っているのは嬉しいですね。
 加えてマンション周辺の土地は南方に向かって緩やかに下がっているため、陽当りや眺望は思いのほか良いのではないでしょうか。

 住戸は東向きと西向きにわかれていて、道路面の東向き住戸に対し、西向き住戸は隣接する建物の圧迫感があって、向きによってかなり眺望の印象が変わるかもしれません。
 それは、2011年に東向きの2階住戸と西向きの3階(最上階)住戸が1ヶ月違いで成約していますが、平米単価で8%も高く東向きの2階住戸が成約しているデータがあることからも窺い知れます。
 そういう意味においては、アデニウム梅ヶ丘JPの西向きの1階住戸であれば比較的に割安な価格で購入するチャンスが期待できそうですね。

 最後に、アデニウム梅ヶ丘JPは壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。