オーベル桜上水

Overview

マンション概要

マンション名

オーベル桜上水


交通

京王線「桜上水」駅 徒歩7分
京王線「上北沢」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区桜上水5-5-22


建築年月

2001年 5月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

30戸


新築分譲主

有楽土地


施工会社

飛島建設


専有面積

65.55m2 〜 102.45m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


シックで落ち着いた雰囲気のオーベル桜上水

 オーベル桜上水は2001年に有楽土地(現、大成有楽不動産)によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 同社のマンションシリーズはハイツに始まり、1984年から現在に至るまでオーベルをブランドに冠した長い歴史が刻まれています。
 ちなみにオーベルとはドイツ語の”Ober(上級の)”から由来し、そこはかとない品がある響きがまた良いですね。

 そんなオーベル桜上水の外壁はグレー色のタイルを全面に纏い、桜上水の低層住宅街のなかでシックに佇みます。
 木製のエントランス扉に光沢感のある石貼りの外壁、石畳の床で組み合わせれたエントランス周りは上質な雰囲気が感じられますよ。
 

まるで四方角地の如き開放感が売り

 オーベル桜上水は世田谷の京王線沿線では数少ない閑静な低層住宅街として知られる、桜上水五丁目の明るい三方角地に立地します。
 まぁ三方角地と書きましたが、道路じゃない面の多くは桜上水五丁目公園に接するため、実質的に四方角地といっても差し支えなさそう。

 周辺は戸建やマンションが建ち並ぶ住宅街なだけに、普段の買い物は桜上水駅若しくは上北沢駅方面まで行かなければならないのは致し方ありませんね。
 ただしそのぶん桜上水公園や将軍池広場など大小さまざまな公園が点在し、子育て世帯にとって過ごしやすい環境ともいえますよ。

低層マンションならではの評価が高い1階住戸

 オーベル桜上水は専有面積が60㎡台から100㎡台までの住戸が、程よいバランスのラインナップとなっています。
 マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できますね。
 また、マンションはカタカナの”コ”の字の形状をしており、住戸は南向きと東向きにわかれていますが、前に述べたように多くの住戸は道路側に面しているため、陽当りや眺望が優れていることでしょう。

 オーベル桜上水の間取りを眺めてみると共用廊下側に吹抜けを配置したり、専有玄関前に長いアルコーブを設けるなど、室内のプライバシー性を高めるとともに、採光性や風通しを良くする工夫が見て取れます。
 あと、すべての住戸にスロップシンク(バルコニー水栓)が付いているのも、子育て世帯にとっては地味にありがたいんですよね。

 最後に、オーベル桜上水は一般に不人気とされる、1階住戸も比較的に高値で売却できるとされる”世田谷低層マンションマジック”が発動する点も見逃せません。
 過去の成約事例が多くないため確信は持てないものの、オーベル桜上水はもはや1階住戸だろうが3階(最上階)住戸だろうが関係ない価格で取引されているフシがあり、それだけ1階住戸の評価が高いのではないでしょうか。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。