クリオ上北沢

Overview

マンション概要

マンション名

クリオ上北沢


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区上北沢5-28-5


建築年月

2004年 2月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

46戸


新築分譲主

明和地所


施工会社

佐伯建設工業


専有面積

40.24m2 〜 71.43m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


バルコニー外壁の迫力が印象的なクリオ上北沢

 クリオ上北沢は2004年に明和地所によって分譲された、4階建のマンションです。
 同社と言えば実需のファミリー向けおよび投資用にクリオのブランド名で、現在もマンション分譲事業を全国で展開しています。
 かつての明和地所の営業マンは猛者揃いで、オートロックを突破するのは当たり前、お客さんが「買う」と言うまで帰らないのが定番スタイルでしたが、いまはどうなんでしょうか。

 そんなクリオ上北沢の外壁はライトブラウン色のタイルを纏い、せり出したバルコニー外壁の迫力が印象に残ります。
 エントランス周りの外壁は石貼りでデザインされていますが、その真上の住戸だけ同様の仕様となっており、ちょっとしたスペシャリティ住戸なのかもしれませんね。

南道路につき暖かみを感じる暮らし

 クリオ上北沢は最寄駅の八幡山から徒歩6分ほどの、長閑な住宅街に立地しています。
 マンションは南道路に面し、またその道路は一方通行かつクルマもそれほど通らないため、静かで暖かみを感じる暮らしが期待できますね。

 普段の買い物は駅前にスーパーが複数ありますし、さらに環八沿いにヤマダ電機まであるので、ひと通りの用事は近所で済ませることができそう。
 大通りが近いこともあって、クルマで出かけるときにはどの方面にもスムーズにアクセスできる点も、地味に有り難いですよ。

バランスは良いが住戸の間取りやポジション次第

 クリオ上北沢の住戸は専有面積が50㎡台から60㎡台を中心とした、ややコンパクト気味のファミリー向けのラインナップとなっています。
 マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第二種低層住居専用地域のため、将来にわたりそれほど住環境が変わらないであろう点も安心材料と言えそう。
 そして住戸は南・西・東向きにそれぞれわかれ、南向きの陽当りや眺望は抜群、西向きはそれなり、東向きは隣接地に建つ4階建の「ユニテ上北沢」がこんにちわ、といったところでしょうか。

 間取りを見てみると、例えば60㎡タイプは居室を3つタテに並べた3LDKのため、リビングならびに居室が結構手狭で、実質的には2LDKとして使うほうが現代のライフスタイルに合うように感じます。
 また、各住戸には専有玄関前に専用ポーチを設けており、住民のプライバシー性を高める工夫がGOODですね。

 総じてクリオ上北沢は駅までの距離はほど近く(甲州街道を渡らなければならないが)、総戸数は46戸と世田谷では中規模であり、さらに低層住宅街に立地し住環境も良好と、バランスが取れた物件であるように感じます。
 最後は住戸の間取りやポジションがライフスタイルに合致するかどうかが、購入の判断の分かれ目になるんでしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。