エンゼルハイム馬事公苑

Overview

マンション概要

マンション名

エンゼルハイム馬事公苑


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩14分


所在地

世田谷区弦巻5-33-23


建築年月

1994年 11月


構造

鉄筋コンクリート造6階建


総戸数

33戸


新築分譲主

日榮建設工業


施工会社

日榮建設工業


専有面積

48.60m2 〜 72.63m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


やたら大田区で見かけがちなエンゼルハイム

 エンゼルハイム馬事公苑は1994年に日榮建設工業(その後、アゼルに商号変更)によって分譲・施工された、6階建のマンションです。
 同社は首都圏で1970年代から2000年頃にかけて、大量のエンゼルハイムマンションを販売しており、特に大田区ではやたらとエンゼルハイムを見かけます。
 それは日榮建設工業の本社が大田区西蒲田にあったことが関係しているんでしょうかね。

 そんなエンゼルハイム馬事公苑の外壁はライトパープル色のタイルが全面に貼られ、バルコニーの摺りガラスが陽に照らされ眩しく輝いています。
 マンション正面にデカデカと描かれたマンション名は、何だか地方のリゾートマンション然としていて好みがわかれるかもしれませんね。

馬事公苑をはじめ近隣には公園が点在

 エンゼルハイム馬事公苑は最寄駅の桜新町からは相当距離があるものの、周辺は戸建やマンションが建ち並ぶ閑静な住宅街に立地します。
 マンションに面する南北の両面道路はクルマ通りが少ないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できそうですね。

 普段の買い物に関しては弦巻通り、若しくは世田谷通り沿いまで歩く必要があるのは、住宅街ゆえの小さな悩みと言えるかも。
 ただしそのぶんJRA馬事公苑やJRA弦巻公園をはじめ、大小さまざまな公園が近隣に点在しているので、子育て世帯にとっては暮らしやすい環境ですよ。

陽当り&住環境に優れたファミリー向けの住戸多し

 エンゼルハイム馬事公苑の住戸は専有面積が60㎡前後のタイプを中心とした、ファミリー向けのラインナップとなっています。
 住戸のほとんどは南向きであり、マンションの南側隣接地は2階建の戸建が建ち並ぶため、陽当りや眺望の優れた住戸が多そうな印象です。
 また、新築時の間取りは中リビングにしてバルコニー側に居室をふたつと共用廊下側にひとつ配置したものが多く、現代のライフスタイルには少々合ってない感じもしますね。

 エンゼルハイム馬事公苑は南北それぞれの道路から入館できますが、北側道路とは大きく傾斜があってかなり急こう配の階段を上ってアクセスする必要があります。
 したがって、足腰の弱い住民が例えば世田谷通りのバス停などからマンションに向かう場合、グルッと回り込んで南側道路からアクセスしなければならない点は少し不便かもしれません。

 総じてエンゼルハイム馬事公苑はこれといった特徴に乏しい物件ではありますが、逆の見方をすれば致命的なウィークポイントも見当たらず、それがゆえに購入判断の難しさが常に付きまとうんでしょうね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。