アリュール用賀

Overview

マンション概要

マンション名

アリュール用賀


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区用賀2-35-13


建築年月

2002年 12月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

50戸


新築分譲主

東芝不動産総合リース


施工会社

大成建設


専有面積

66.44m2 〜 116.24m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


東芝系列が造った魅惑のアリュール用賀

 アリュール用賀は2002年に東芝不動産総合リースによって分譲された、7階建のマンションです。
 東芝不動産は2000年代に浜田山や大井町などでアリュールのマンションシリーズを販売しており、最終的に野村不動産の完全子会社となって社名を野村不動産ビルディングとしました。
 ちなみにマンション名のアリュールは”allure(魅惑、誘惑)”を意味する英単語で、東芝のマンション開発におけるテーマなんでしょうか。

 そんなアリュール用賀の外壁は微妙に濃さが異なる2色のライトパープル系タイルが重層的に貼られ、堂々とした存在感を放っています。
 各階のバルコニー下部にあしらわれた横ラインのホワイトタイルが、マンション全体に温かみのある柔らかさをもたらしますね。 

駅徒歩3分で買い物に便利な立地

 アリュール用賀は最寄駅の用賀から徒歩3分ほどのアクセスの良さに加え、開放的な東南角地に佇む立地が自慢です。
 マンション東側の用賀中町通りは片側一車線ながら交通量が多く、さらに歩道はやや狭いうえに歩行者や自転車が行き交うので少し注意が必要でしょうか。

 普段の買い物は用賀駅周辺のスーパーやドラッグストア、飲食店など多彩な店舗が充実しており、まったく不自由さは感じないはず。
 また、マンションは国道246号や東名高速、第三京浜にアクセスしやすい立地なので、クルマで各方面に出かけるのも便利そうですよ。

陽当りや眺望に優れるが、将来はリスクもある

 アリュール用賀の住戸は専有面積が70㎡台をメインとした、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 マンションはアルファベットの”U”の字の形状をしており、住戸はそれぞれ南・東・西向きにわかれています。
 南向きと東向き住戸はそれぞれ道路に面しているため陽当りや眺望に優れるいっぽうで、西向き住戸に限っては隣接する4階建のマンションが目の前に建っていて眺望は塞がっているかもしれません。

 間取りは居室の広さをしっかり確保した、オーソドックスで使いやすそうな3LDKばかりで好感が持てます。
 さらにすべての住戸にトランクルームの専用使用権が付設していて、マンションでは不足しがちな収納力を向上させる細かい配慮が嬉しいですね。

 アリュール用賀で気になるところを敢えて挙げるとすれば、将来の周辺環境の変化でしょうか。
 現状はマンションの南側道路を挟んでイタリアンレストランや駐車場があり、ほとんどの南向き住戸は抜群の眺望が得られていますが、将来マンションなどが建つリスクは頭に入れておきたいところ。
 特に低層階および東寄りのポジションの住戸はモロに影響を受ける可能性があるので、購入にあたってはリスクを織り込んだうえで検討したいものです。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。