Brillia弦巻

Overview

マンション概要

マンション名

Brillia弦巻


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区弦巻4-14-1


建築年月

2019年 11月


構造

鉄筋コンクリート造8階建


総戸数

72戸


新築分譲主

東京建物


施工会社

大末建設


専有面積

58.02m2 〜 83.71m2


価格相場

★★★★★


売り出しレア度

★★☆☆☆


地主の邸宅跡地に建ったBrillia弦巻

 Brillia弦巻は2019年に東京建物によって分譲された、8階建のマンションです。
 同社は旧安田財閥をルーツとする、1896年に設立された日本で最も古い歴史を持つ不動産会社。
 そして東京建物のマンションといえば東建シリーズに始まりアールヴェールを経て、現在はBrilliaのブランドを冠したマンション分譲事業を展開しています。

 そんなBrillia弦巻の外壁は素材感のあるアイボリー色のタイルが貼り巡らされ、バルコニーの半透明パネルが陽に照らされ眩しく光り輝きます。
 もともとここは地主の日本家屋があり、後に虎幻庭という鉄板焼き屋さん(古無門というお好み焼き屋さんも)に改装されて実に風情があったのですが、その時代と比べるとマンションはちょっと味気ない感じもしますね。

さながら四方角地の如き開放感が自慢

 Brillia弦巻は最寄駅の桜新町から徒歩9分ほどとアクセスが良く、周辺はアパートやマンションが建ち並ぶ住宅街に立地します。
 マンションは明るい南・東・北の三方角地に佇み、さらに西側隣接地も半分は駐車場として利用されているため、さながら四方角地の如き開放感が自慢です。

 普段の買い物はライフ桜新町店とサミットストア弦巻通り店がともに徒歩5分以内で利用できるうえ、ドラッグストアやファミレスも揃い使い勝手は申し分ありません。
 さらにマンションから徒歩圏内にJRA馬事公苑があって、趣味の散歩やジョギングにもってこいの環境が整っていますね。

マンション西側隣接地の駐車場の今後に注意

 Brillia弦巻の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 マンションはアルファベットの”L”の字の形状をしており、住戸の向きは南向きと西向きにそれぞれわかれています。

 外から見た限りで南向き住戸の陽当りと眺望はきっと素晴らしいでしょうし、西向き住戸も南向きに大きく劣る感じはしません。
 ただし、Brillia弦巻の西側隣接地に将来マンションが建ったとすると、西向き住戸の眺望が一気に悪化する可能性もあり、物件価格が値下がりするリスクを想定しておく必要がありそうです。

 間取りを眺めてみると各居室の広さは狭すぎないサイズ感で、リビングダイニングをできるだけ広く確保しつつ、全体の面積を抑える令和風のコンセプトが垣間見えます。
 また、設備に目を向けるとディスポーザーやローシルエット型トイレなどが付いていますが、新築時の販売価格を抑制するためか、もう一歩高機能のものは見当たりませんでした。

 最後に、東京建物に対するネガティブな印象はまったくありませんが、この土地にマンションが建てられる前の雰囲気を知る者からすると、もう少し違ったコンセプトでマンション開発ができなかったものかという思いもありますね(例えばエントランスを「多摩川テラス」内の武家屋敷門みたいにするとかw)。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。