桜新町ヒミコマンション

Overview

マンション概要

マンション名

桜新町ヒミコマンション


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区弦巻4-12-19


建築年月

1978年 7月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

24戸


新築分譲主

日榮開発


施工会社

辰村組


専有面積

29.50m2 〜 66.02m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


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 桜新町ヒミコマンションは1978年に日榮開発によって分譲された、3階建のマンションです。
 同社はヒミコマンションをはじめヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開し、ヒミコとは魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
 マンション、セラン、ハビタットの違いはマンションをベースにしつつ、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。

 そんな桜新町ヒミコマンションの外観は安定のホワイト色の吹付スタイルで、屋根部分の鮮やかなレッドの差し色がかわいらしさを演出しています。
 エントランス脇に昭和のマンションにありがちな謎の灯篭があるのは、何ともいえない気持ちにさせられますね。

大型スーパーや弦巻通りが至近の立地

 桜新町ヒミコマンションは最寄駅の桜新町から徒歩8分とアクセスが良く、周辺はアパートやマンションが建ち並ぶ住宅街に立地します。
 マンション目の前の道路はそれほどクルマが通らない開放的な北西角地に佇み、静かで落ち着いた暮らしが期待できそう。

 普段の買い物は大型スーパーのライフ桜新町店まで徒歩4分の利便性に加え、ドラッグストアやファミレスなどが軒を連ねる弦巻通りも至近の、この上ない恵まれた立地。
 さらにマンションから徒歩圏内にJRA馬事公苑があって、趣味の散歩やジョギングにもってこいの環境が整っていますね。

超ローコスト運営が可能な共用管理体制

 桜新町ヒミコマンションは全24戸のうち、17戸が専有面積40㎡台のコンパクトな間取りの住戸で占められます。
 住戸は南向きが多く、マンション敷地南側には「ライオンズマンション馬事公苑」の提供公園があるため、総じて陽当りは良さそうな印象ですね。

 桜新町ヒミコマンションにはエレベーターが付いていません(通称:エレなし)が、まぁ言うても3階建なのでエレなしがマイナスに働くことは少ないでしょう。
 むしろエレベーターの維持改修コストの負担がないぶん、エレなしはメリットといえるかもしれません。

 ヒミコシリーズは自主管理で運営しているマンションも多いなか、桜新町ヒミコマンションには管理会社が入っている点も安心材料です。
 そのおかげかどうかはわかりませんが、毎月の修繕積立金の平米単価は284円(2025年2月現在)が徴収されており、これはヒミコシリーズのなかでは比較的にしっかりとした水準といえそう。

 それでいて共用部分の管理面は超ローコスト運営が可能であり、その運営コスパの良さは中古マンション界隈トップクラスではないでしょうか。
 ただそれは、マンションライフに快適さや煌びやかさを求める人に対してまったく響かないかもしれませんが。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。