ハウス梅ヶ丘

Overview

マンション概要

マンション名

ハウス梅ヶ丘


交通

小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区梅丘3-10-9


建築年月

1985年 2月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

25戸


新築分譲主

住商建物


施工会社

住友建設


専有面積

45.88m2 〜 81.92m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


小さめホワイトタイルが爽やかなハウス梅ヶ丘

 ハウス梅ヶ丘は1985年に住商建物によって分譲された、4階建の低層マンションです。
 どちらかというと同社はマンションの管理会社のイメージが強いのですが、このようにハウスのブランド名でマンション分譲事業も手掛けていたんですね。
 ハウスはマンション名としては実にシンプルでわかりやすい反面、ありきたり過ぎて愛着を感じられるかどうか微妙な気がしますが…。

 そんなハウス梅ヶ丘の外壁はホワイト色の小さめスクエア型タイルが全面に貼られ、スッキリ爽やかな印象に仕上がっています。
 南面に突き出したバルコニーの凹凸がハッキリしていて、そのフォルムは美しく迫力がありますね。

区役所西通り開通に伴い住環境が向上

 ハウス梅ヶ丘は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域(通称:一低)内にあり(※北側敷地のほんの一部を除く)、穏やかな住宅街のなかに立地しています。
 マンション目の前の道路は西方の「区役所西通り」開通に伴い、クルマの交通量がグッと減り安全で静かな雰囲気となりました。

 食料品の買い物は梅ヶ丘駅周辺のスーパーまで行かなければなりませんが、これは閑静な住宅街ゆえに許容範囲かもしれません。
 また、学区域の山崎小学校まで子どもの足でも歩いて2分ほどの距離にあるので、子育て世帯にとっても恵まれた立地といえそうですね。

南傾斜&駐車場があって陽当りや眺望に優れる

 ハウス梅ヶ丘の住戸は専有面積が40㎡台から80㎡台までの、バラエティに富んだ住戸ラインナップとなっています。
 住戸は南向きと東向きにわかれていますが、陽当りや眺望に優れた南向き住戸に対し、東向き住戸はバルコニーの先に「ヒルズ梅ヶ丘」が建築されたため視界は遮られてしまいました。

 マンション南側隣接地に目を向けると「梅ヶ丘ハイム」の駐車場があるので、将来にわたり現状の陽当りが確保されている点は大きな安心材料といえそうです。
 さらに、マンション周辺の土地は南に向かって緩やかに下がっているため、室内からの眺望は思いのほか優れていることでしょう。

 ハウス梅ヶ丘はエレベーターが付いていない(通称:エレなし)ので、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りは大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となることは間違いありません。
 ただしエレなしゆえに共用廊下をつなげる必要がないぶん、採光性やプライバシー性が保たれマンションライフがより快適になるメリットがありますね。

 最後に、ハウス梅ヶ丘の南側に建っている「梅ヶ丘ハイム」は住友商事が分譲したハウス梅ヶ丘の兄貴分のようなマンションで、このふたつは非常によく似ています。
 価格相場も似たり寄ったりなのですが、梅ヶ丘ハイムの住戸はすべてが90㎡を超える大型住戸ばかりなので、広めのサイズを求める方は梅ヶ丘ハイムをご検討ください。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。