マートルコート松原

Overview

マンション概要

マンション名

マートルコート松原


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩1分


所在地

世田谷区松原3-27-23


建築年月

1984年 4月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

35戸


新築分譲主

荒井商店


施工会社

フジタ工業


専有面積

18.36m2 〜 74.45m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


ホワイト一色で爽やかなマートルコート松原

 マートルコート松原は1984年に荒井商店によって分譲された、7階建のマンションです。
 1966年に設立された同社は1980年代から2000年代初頭にかけて、首都圏で数多くのマートルコートマンションを販売しました。
 ちなみにマンション名のマートルコートの由来はわかりませんが、直訳すると”myrtle court(銀梅花の中庭)”となり、何となく昭和チックなネーミングにもみえます。

 そんなマートルコート松原の外壁はホワイト色のタイルが全面に貼られ、存在感がありスッキリ爽やかなフォルムに仕上がっています。
 ホワイトの木枠で縁取られたエントランス扉も、実に可愛らしいですね。

下高井戸駅徒歩1分のアクセスの良さ

 マートルコート松原は最寄駅の下高井戸から徒歩1分の距離にあり、電車アクセスの良さは申し分ありません。
 そして駅近の割にはそれほど人通りが多いロケーションでないため、比較的に穏やかな暮らしが期待できることでしょう。

 食料品の買い物は下高井戸商店街で事足りるでしょうし、あるいは100円ショップが併設されたオオゼキ総本山の松原店も徒歩11分ほどで利用できます。
 北方の甲州街道を渡ると玉川上水緑地が広がり、散歩や子どもと遊ぶのにちょうど良いサイズと距離感ですよ。
 

永住向きではないが長期の資産運用に最適

 マートルコート松原の住戸は専有面積が10㎡台から70㎡台までの、さまざまな世帯に対応した間取りで構成されています。
 ただし、70㎡台のファミリー向け住戸はわずかに1戸しかなく、大半は50㎡以下のコンパクトサイズで占められますので、事前に頭に入れておきましょう。

 住戸は南向きと西向きにわかれていますが、西向き住戸は一部を除いて前面の建物によって視界を遮られてしまっています。
 いっぽう南向き住戸に関しては、マンション南方に背の低い建物が建ち並んでいるため、その多くは陽当りと眺望に恵まれていることでしょう。

 ところでマートルコート松原はワンルーム系住戸が散見され、これら住戸はオーナーが居住せずに賃貸物件として運用している場合がありそうです。
 一般に賃借人は入退去が頻繁であり、生活マナーにおいて問題を起こしがち(オーナー居住者と比べて)ともいわれていますので、その点は少し心配ですね。
 さらに外部オーナーは共用部分の管理や修繕に前向きでない人も多く、マンション資産価値の維持に対して意見をまとめる難さを感じるかもしれません。

 総じてマートルコート松原は住戸の広さ的に永住向きではありませんが、下高井戸駅徒歩1分という何事にも代えがたい価値があり、じっくり資産運用するのに適した物件であることは間違いないですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。