




Overview
マンション概要
マンション名
藤和世田谷桜丘コープⅡ
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩15分
所在地
世田谷区桜丘4-1-11
建築年月
1984年 2月
構造
鉄筋コンクリート造6階建
総戸数
32戸
新築分譲主
藤和不動産
施工会社
飛島建設
専有面積
38.52m2 〜 98.44m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
エントランス脇の地蔵が謎な藤和世田谷桜丘コープⅡ
藤和世田谷桜丘コープⅡは1984年に藤和不動産によって分譲された、6階建のマンションです。
同社は藤和(地名)ホームズ、藤和シティコープのシリーズに始まり、後年はBELISTAブランドでマンション分譲事業を手掛けていましたが、最終的に三菱地所レジデンスとして吸収合併されました。
藤和マンションは世に数多いですが、とりわけ桜丘エリアにおける藤和マンションは計5棟も販売されたため、マンション名を聞いてすぐ何処のマンションかわかる人は、かなりのマニアです。
そんな藤和世田谷桜丘コープⅡの外壁は1階テナント部分のみホワイトタイルを貼りつつ、それ以外は吹付塗装のコストカット風味なフォルムとなっています。
それにしても、エントランス脇に謎の地蔵が祭ってあるのですが、あれはいったい…。


買い物に便利でバス便も良好
藤和世田谷桜丘コープⅡは駅からの距離は遠いものの、視認性が高く賑やかな世田谷通り沿いに立地しています。
世田谷通りは東急バスが頻繁に走っており、ここから渋谷駅や田園都市線、小田急線など各方面へアクセスできるため、地味に使い勝手が良いことで知られています。
食料品の買い物は多彩なテナントが入居するサミットストア砧店まで徒歩4分ほどと近く、利便性は高めといえるでしょう。
また、世田谷で2番目の広さを誇る砧公園まで徒歩12分ほどのため、お休みの日のスポーツやピクニックにちょうど良い距離感ですね。
管理に対する意識の高さ
藤和世田谷桜丘コープⅡの住戸は専有面積が30㎡台から90㎡台までの、幅広い世帯に対応する間取りで構成されています。
住戸のほとんどは南向きであり、そしてバルコニーの先は世田谷通りのため、多少の騒音はあるものの陽当りや眺望は優れていることでしょう。
間取りをザッと眺めてみると、世田谷通りにゆったり面する敷地形状を活かし、南面にワイドのリビングダイニングや居室を構えた住戸が目立ち、住み心地が良さそうですね。
また、規模の割に藤和世田谷桜丘コープⅡは管理への意識の高さが随所に窺え、例えば専有玄関は新しく交換していますし、給水管(増圧ポンプ含む)も更新工事を行っています。
それでいて現行の修繕積立金の平米単価は244円(2024年6月現在)とまあまあな水準の徴収に抑えていて、修繕コスパの良さが際立って見えますね。
そしてマンションは1984年築と新耐震基準(※1981年6月1日以降の建築確認)を満たしているため、大地震に対する一定の安心感があります。
総じて藤和世田谷桜丘コープⅡは駅までの遠ささえガマンできれば、それ以外は比較的条件の整ったマンションに見受けられます。
世田谷通りを走る東急バスを駆使したり、高架化に伴い月極駐輪場が整備された自転車で通勤するなどすれば、意外と割安に感じるかもしれませんよ。
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