




Overview
マンション概要
マンション名
ラビ・弦巻
交通
田園都市線「桜新町」駅 徒歩14分
所在地
世田谷区弦巻5-17-12
建築年月
1997年 2月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
19戸
新築分譲主
平安住宅
施工会社
山田建設
専有面積
56.55m2 〜 74.90m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
大人びたシックな装いのラビ・弦巻
ラビ・弦巻は1997年に平安住宅によって分譲された、5階建のマンションです。
同社は1990年代から2000年代にかけてラビの名を冠したタウンハウスを販売しており、このような一般のマンションを分譲したのは稀なケースにとどまります。
ちなみにラビとはフランス語で”la vie(生活)”を指しますので、意味だけ考えると実にシンプルですよね。
そんなラビ・弦巻の外壁は濃淡まだらなブラウン色のタイルが貼られ、大人びたシックな装いに仕上がっています。
エントランス上部に配置された、アール(曲線)状のバルコニー外壁が実にキュートですね。


賑やかな世田谷通り沿いに立地
ラビ・弦巻は駅からの距離は遠いものの、コンビニや飲食店などが集まる賑やかな世田谷通り沿いに立地します。
そして世田谷通りを挟んで松ケ丘交番があるので、一般のエリアに比べるときっと治安が守られていることでしょう。
食料品の買い物はサミットストア桜店が徒歩3分ほどと至近なうえ、さらにはオオゼキ上町店も徒歩9分ほどで利用できるので、利便性は高めといえます。
また、世田谷通りは東急バスが頻繁に走っており、ここから渋谷駅や田園都市線、小田急線など各方面へアクセスできるため、地味に使い勝手は良いですよ。
全19戸と小ぶりゆえ管理修繕コスパは悪い
ラビ・弦巻の住戸は専有面積が50㎡台と60㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
新築時の間取りは3LDKメインですが、50㎡台の住戸は居室の広さの平均がおよそ4.5帖でリビングダイニングキッチンが10帖ほどの、かなり窮屈そうな空間になっています。
ただ住戸はいずれも南向きのため、陽当りや眺望はそれなりに確保されていることでしょう。
そしてラビ・弦巻で気になる点といえば、やはり全19戸の規模の小ぶりさが挙げられます。
マンションにはエレベーターなどひと通りの共用設備が備わっており、それらの維持改修コストを19戸で負担するためコスパが良いなんてことはあり得ません。
現行の管理費・修繕積立金の平米単価は498円(2021年2月現在)と決して高い水準にはありませんが、この先の値上げについて注意深く見守る必要がありそうです。
また、ラビ・弦巻には敷地内駐車場がないため、クルマを保有する住民にとっては不便ですし、管理組合に使用料収入が入ってこない点も管理費の値上げ圧力につながりかねません。
最寄駅までの遠さに関してはバスの利用などでカバーできたとしても、マンションの規模そのものは大きくできませんし、管理組合の収入を増やすといっても限界があります。
決してラビ・弦巻に限った話ではありませんが、小ぶりなマンションほど人件費や建築資材高騰の影響をモロに受けがちな点は注意したいですね。
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