グランシャトレ赤堤

Overview

マンション概要

マンション名

グランシャトレ赤堤


交通

小田急線「豪徳寺」駅 徒歩9分
世田谷線「松原」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区赤堤2-32-14


建築年月

1999年 3月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付4階建


総戸数

14戸


新築分譲主

星和ホームズ


施工会社

松村組


専有面積

55.45m2 〜 126.06m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


まさしく砦に相応しいグランシャトレ赤堤

 グランシャトレ赤堤は1999年に星和ホームズによって分譲された、4階建のマンションです。
 同社は1990年代から2010年代にかけてグランシャトレの名を冠したマンションを販売しており、世田谷ではこの赤堤のほか「グランシャトレ三軒茶屋」の分譲実績があります。
 グランシャトレは”grand chatelet(壮大なる砦)”を意味してると思われ、何だかすごいスケール感ですね。

 そんなグランシャトレ赤堤の外壁はライトブラウン色のタイルがメインに貼られつつ、アイボリーカラーの塗装がバランスよく調和したフォルムです。
 マンション外構は城壁のような仕上げとなっていて、まさしく「砦」に相応しい佇まいですね。

徒歩10分圏内に2路線が利用できる立地

 グランシャトレ赤堤は小田急線と世田谷線の2駅が徒歩10分圏内で利用できる、電車アクセスの良い立地です。
 そしてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は100円ショップ併設のオオゼキ総本山・松原店が徒歩7分ほどで利用できるほか、サミットストア梅ヶ丘店まで徒歩8分ほどと不便に感じることはなさそうです。
 また、例年2月から3月にかけて行われる梅まつりが有名な羽根木公園まで徒歩10分ほどの距離ですので、日課の散歩や家族でピクニックなんかも楽しめそうですね。

大型住戸は地下1階&1階のメゾネット形式のみ

 グランシャトレ赤堤の住戸は専有面積が50㎡台から120㎡台までの、バラエティに富んだ間取りで構成されています。
 住戸は南向きをメインに一部東向きの住戸もありますが、マンション南側隣接地はタウンハウス「デュフレベース世田谷赤堤」に建て替えられたため、南向き住戸の眺望はやや塞がってしまいました。

 グランシャトレ赤堤には100㎡を超える大型住戸が複数あるのも魅力ですが、これらはすべてメゾネット形式(※住戸内が2階建の構造)となっているので注意が必要です。
 しかも地下1階と1階のメゾネット住戸なので、どうしたって地下1階部分の陽当りはもちろん、採光性や風通しは相当に劣ることでしょう。

 そして全14戸と小ぶりなグランシャトレ赤堤の、共用部分の管理修繕におけるコスパの悪さも気になります。
 マンションのカネ喰い虫ツートップといわれるエレベーターと機械式駐車場を備えているばかりか、駐車場は空き区画が常態化しているフシも見受けられます。
 これはグランシャトレ赤堤に限った話ではありませんが、ゆくゆくは機械式から平置き式に改修する流れなんでしょうね。

 最後に、グランシャトレ赤堤は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。