




Overview
マンション概要
マンション名
東急ドエル・アルス宮の坂
交通
小田急線「豪徳寺」駅 徒歩8分
世田谷線「宮の坂」駅 徒歩5分
所在地
世田谷区宮坂1-41-24
建築年月
1981年 8月
構造
鉄筋コンクリート造2階建
総戸数
8戸
新築分譲主
東急不動産
施工会社
日伸建設工業
専有面積
84.28m2 〜 107.89m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
団地風佇まいの東急ドエル・アルス宮の坂
東急ドエル・アルス宮の坂は1981年に東急不動産によって分譲された、2階建のマンションです。
東急のマンションといえば現在はドレッセで知られますが、昭和から平成にかけて同社が数多く販売したマンションはドエル・アルスであり、ドエルは英語の”dwell(住む)”から、そしてアルスは”Urban Life Series(都会の暮らし)”の頭文字ULS(アルス)から来ているといわれます。
世田谷小学校の付近はちょっとした「アルス村」になっていて、この東急ドエル・アルス宮の坂を含み計4棟ものアルスが乱立しています。
そんな東急ドエル・アルス宮の坂の外壁はホワイトの吹付塗装はなされ、何となく団地っぽい佇まいとなっています。
「東急ドエル・アルス宮の坂アネックス」よりも築年数はわずかに1年早いだけですが、なぜこれほど意匠に差があるのか不思議ですね。


2路線が使える低層マンションライフ
東急ドエル・アルス宮の坂は豪徳寺駅と宮の坂駅が、ともに徒歩8分以内で利用できるアクセスの良い立地です。
マンション敷地の過半は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できますね。
食料品の買い物はトップパルケ豪徳寺店が徒歩6分ほどで利用できるほか、西方に少し足を伸ばせば経堂駅周辺の複数のスーパーがあるため選択肢は豊富です。
マンションの周りには世田谷八幡宮や豪徳寺などの寺社仏閣が点在し、気軽にパワースポット巡りを楽しむこともできますよ。
快適な住空間は間違いないが、修繕積立金に不安も
東急ドエル・アルス宮の坂の住戸は専有面積が84㎡と107㎡の、ふたつのタイプの間取りで構成されています。
すべての住戸は南向きであり、バルコニーの先には敷地内駐車場と車路が配置されているため、どの住戸もじゅうぶんな陽当りが確保されています。
さらに住戸北側に共用廊下などのない南・北両面採光タイプですので、明るく風通しの良い快適な住空間であることは想像に難くありません。
ただ、東急ドエル・アルス宮の坂は全8戸とかなり小ぶりなマンションのため、共用部分の管理修繕をしていくうえでのコスパの悪さが気になります。
現行の東急ドエル・アルス宮の坂の管理費・修繕積立金は少し特殊で、修繕積立金は敷地内駐車場の使用料を積み立てている模様であり、駐車場の契約状況に積立額が左右されるのはあまり望ましい運営とはいえません。
最後に、東急ドエル・アルス宮の坂の最大の特徴は、土地の権利が旧法賃借権であることでしょう。
旧法賃借権とは現在の借地借家法が施行される前の賃借権のことで、東急ドエル・アルス宮の坂の土地は第三者(おそらく世田谷八幡宮と思われます)が所有していて、東急ドエル・アルス宮の坂管理組合は土地を借りているだけに過ぎません。
借地権について説明すると長くなりますので敢えて触れませんが、旧法賃借権は借主保護の側面が強く、借地期間が終了したからといって土地所有者からすぐ追い出されることにはなりません。
旧法賃借権など借地権にまつわる詳細について知りたいことがあれば、お問い合わせください。
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