コンフィール経堂

Overview

マンション概要

マンション名

コンフィール経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区経堂1-23-11


建築年月

1999年 2月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

28戸


新築分譲主

共立エステート


施工会社

清水建設


専有面積

34.14m2 〜 52.61m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


街並みに柔和に溶け込むコンフィール経堂

 コンフィール経堂は1999年に共立エステートによって分譲された、5階建のマンションです。
 同社は1983年に設立され、主に土地活用や分譲マンション・戸建の販売などを行う不動産会社で、現在もコンフィールシリーズのマンションを造り続けています。
 マンション名のコンフィールに当たる英語はなく、一説によると”com fill(ともに満たす)”を現す造語であるらしいのですが、本当のところはどうなんですかね。

 そんなコンフィール経堂の外壁はベージュタイルを全面に纏い、周辺の街並みに溶け込む柔和なフォルムが印象的です。
 駅チカの割にマンションの周りには空間が広がり、北側道路の向かいには経堂の地名のルーツとされる福昌寺があるなど、ある種独特な雰囲気ですね。

駅3分で通勤通学&買い物に便利な立地

 コンフィール経堂は最寄駅の経堂から徒歩3分と至近の距離にありながら、「農大通り商店街」から1本奥まった立地の閑静な住環境が魅力です。
 マンションは開放的な北東角地に佇み、目の前の道路は通行人はそれなりにあるものの、クルマはあまり通らないため穏やかな暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物は経堂駅周辺の複数のスーパーがあり、さらに商店街には多彩な店舗が集まっているため、困ることはないでしょう。
 また、マンションから南方に4分ほど歩くと烏山川緑道があって自然が身近に感じられ、且つ趣味の散歩やジョギングにちょうどよい距離感ですよ。

手入れの行き届いた共用部分としっかり徴収される修繕積立金

 コンフィール経堂の住戸は専有面積が30㎡台から50㎡台の、ややコンパクト気味な間取りで構成されています。
 やはり駅徒歩3分で商店街に近い立地なだけあって、ファミリーよりおひとりさまやDINKsの需要にマッチしていて、それに見合った住戸ラインナップに感じますね。
 すべての住戸は東向きで、バルコニーの先には道路を挟んで3階建ほどの高さの商業ビルが建っているため、陽当りはともかく眺望が開けるのは上層階住戸に限られそうです。

 コンパクトな住戸が多数を占めるマンションは、共用部分の維持修繕への意識が希薄な物件も見受けられますが、ことコンフィール経堂に関しては一味違います。
 コンフィール経堂は初期のころから修繕積立金の平米単価は337円(2021年4月現在)としっかりした水準で徴収されており、大規模修繕工事の実施により外壁などはきれいな状態が保たれています。
 最近はマンションの敷地内駐車場も空き区画はないようですし、健全な収支面で管理組合の運営がなされているのではないでしょうか。

 最後に、コンフィール経堂は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。