藤和シティホームズ赤堤

Overview

マンション概要

マンション名

藤和シティホームズ赤堤


交通

小田急線「豪徳寺」駅 徒歩10分
世田谷線「松原」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区赤堤3-2-17


建築年月

2000年 8月


構造

鉄筋コンクリート造6階建


総戸数

24戸


新築分譲主

藤和不動産
エフ・ティー都市開発


施工会社

三井プレコン


専有面積

54.34m2 〜 88.23m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


ブラウンタイルが映える藤和シティホームズ赤堤

 藤和シティホームズ赤堤は2000年に藤和不動産とエフ・ティー都市開発によって分譲された、6階建のマンションです。
 エフ・ティー都市開発はよくわかりませんが、藤和不動産といえば藤和(地名)ホームズ、藤和シティコープのシリーズに始まり、後年はBELISTAブランドでマンション分譲事業を手掛けていましたが、最終的に三菱地所レジデンスとして吸収合併されました。
 藤和のマンションの序列は詳しくわかっておらず、何となく「コープ(シティコープ)<ホームズ<マノワール」な気がしますがどうなんでしょうか。

 そんな藤和シティホームズ赤堤の外壁はブラウンタイルが全面に貼られ、バルコニーの一部に設置されたパネルがシャープな印象をもたらします。
 石貼りでデザインされたエントランス周りは光沢感があり、エレガントな雰囲気を醸し出していますね。

2路線が利用可能で開放的な両面道路

 藤和シティホームズ赤堤は小田急線と世田谷線がともに徒歩10分圏内で利用できる、鉄道アクセスの良い立地です。
 マンション周辺は戸建や集合住宅が建ち並び、そんな住宅街のなか開放的な東・西両面道路に接するロケーションが魅力です。

 食料品の買い物は100円ショップが併設されたオオゼキ総本山・松原店が徒歩4分ほどで利用でき、さらに豪徳寺駅周辺まで出れば選択肢に困ることはなさそう。
 また、マンション西側道路を北方に真っすぐ5、6分も歩けば、球技が楽しめる中規模タイプの赤松公園があるので、老若男女問わず思い思いに楽しめることでしょう。

もろもろ平均点はとれているが尖った魅力に欠ける

 藤和シティホームズ赤堤の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 住戸は北東向きと南西向きとにわかれていますが、どちらもバルコニー先は道路に面しており眺望に差はないように感じられます。
 実際に過去の取引データを見てみても、住戸の向きによる価格差はあまりないように見受けられますね。

 間取りは2LDKと3LDKタイプが中心となっておりますが、共用廊下側の開口部が狭いせいで、採光性の問題から居室のひとつが納戸(サービスルーム)、若しくはリビング横の中和室になっている住戸が散見されます。
 そこまで使い勝手が悪そうな印象ではないものの、ちょっと居室の位置とサイズがアンバランスな感じもありますね。

 そして藤和シティホームズ赤堤で気になるのは、マンション共用設備のカネ喰い虫ツートップといわれるエレベーターと機械式駐車場を、ともに備えている点です。
 これら設備の維持改修コストはやや高額のため、現行の修繕積立金の平米単価が696円(2024年11月現在)とそれなりの水準であるのも納得です。

 総じて藤和シティホームズ赤堤はそのフォルムや駅までの距離、住環境、築年数などどれをとっても平均点はとれているものの、尖った魅力には欠ける物件であるように感じますね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。