ハウス松原

Overview

マンション概要

マンション名

ハウス松原


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区松原3-8-3


建築年月

1984年 4月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

8戸


新築分譲主

住友商事


施工会社

佐藤秀工務店


専有面積

38.62m2 〜 79.85m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


ホワイト塗装が光り輝くハウス松原

 ハウス松原は1984年に住友商事によって分譲された、3階建の低層マンションです。
 住商が分譲するマンションといえばハイム、クラッシィハウス、レジデンスコートがよく知られますが、このようなハウスのブランド名もあったんですね。
 それにしてもマンション名の付け方がシンプルすぎるのは、やはり昭和のなせる業なんでしょうか。

 そんなハウス松原の外壁はホワイトの吹付塗装がなされ、天気の良い日は住宅街のなか眩しく光り輝くフォルムが特徴的です。
 ホワイトの外壁を背景に、外構のレンガと植栽のグリーンの色彩バランスがとても色映えますね。

スーパーや公園が近い閑静な住宅街

 ハウス松原は2路線が利用できる最寄駅の下高井戸から徒歩6分ほどの電車アクセスが優れた立地です。
 そしてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物はSEIYU下高井戸店とオオゼキ総本山・松原店までともに徒歩8分ほどの距離にあるうえ、商店街が充実する下高井戸駅周辺では多彩な店舗が利用できます。
 また、マンションから徒歩6分ほどの距離には球技が楽しめる中規模タイプの赤松公園があるので、老若男女問わず思い思いに楽しめることでしょう。

全8戸ゆえに管理費・修繕積立金のコスパは良くない

 ハウス松原の住戸は専有面積が30㎡台から70㎡台までの、さまざまな世帯に対応する間取りで構成されています。
 住戸は南・西・東向きにわかれているようですが、バルコニーの先は道路若しくは緑地となっているため、一定の陽当りや眺望は確保されている雰囲気ですね。

 3階建のハウス松原にエレベーターは付いていません(通称:エレなし)が、まぁいうても3階建なのでエレなしがマイナスに働くことはなさそうです。
 むしろエレベーターの維持改修コストを負担せずに済むぶん、エレなしはメリットのほうが上回るといって過言ではありません。

 そしてやはりハウス松原で気になってしまうのは、全8戸という戸数の少なさでしょうか。
 一般に戸数の少ないマンションは各住戸の管理修繕コストは割高になりがちで、きっとハウス松原の管理費・修繕積立金の負担額はそれなりでしょう(直近の取引でも20年以上前なので、現在の金額はわかりません)。

 最後に、ハウス松原は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。