




Overview
マンション概要
マンション名
オーベル世田谷上町
交通
世田谷線「上町」駅 徒歩3分
所在地
世田谷区世田谷1-26-17
建築年月
2017年 10月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
21戸
新築分譲主
大成有楽不動産
施工会社
大成ユーレック
専有面積
57.72m2 〜 75.28m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★★☆☆
グレータイル×ブラック柵がシックなオーベル世田谷上町
オーベル世田谷上町は2017年に大成有楽不動産によって分譲された、5階建のマンションです。
同社のマンション分譲事業はハイツに始まり、1984年から現在に至るまでこのオーベルをブランドに冠した長い歴史が刻まれています。
ちなみにオーベルとはドイツ語の”Ober(上級の)”から由来し、そこはかとない品がある響きがまた良いですね。
そんなオーベル世田谷上町の外壁はグレータイルを全面に纏い、ブラックのバルコニー柵とのマリアージュとともにシックな装いに仕上がっています。
品よくまとめられたエントランスに飾り気はないものの、凛としたシンプルさに好感が持てますね。


ボロ市通りから一本入った閑静な住宅街
オーベル世田谷上町は世田谷の代名詞たるボロ市通りから一本奥に入った閑静な住宅街に立地します。
そしてマンションの目の前の道路は交通量が少ないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物はオオゼキ上町店が徒歩4分ほどで利用できるうえ、さらにその手前の世田谷通り沿いにはユニクロ世田谷上町店がありますので、何かにつけて便利そうです。
また、世田谷史にその名を深く刻む大場代官屋敷までマンションから徒歩3分ほどと至近のため、何かと世田谷感が強い立地ですね。
気になる管理費の高さと巡回頻度の少なさ
オーベル世田谷上町の住戸は専有面積が60㎡台と70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
住戸は南向きと東向きとにわかれますが、マンション周辺は住宅密集地となっており、さらに東側道路の幅員はやや狭いこともあって圧迫感のある住戸が多そうな印象です。
そして3LDKの間取りを眺めてみると、共用廊下側に二部屋とれない住戸が多いため、居室のひとつが行燈部屋になっているタイプが散見されます。
個人的な意見としては、ヨコに長い共用廊下を配して、いわゆる”田”の字の3LDKをもっと増やした方が使い勝手は良いように感じるのですが、どうなんでしょうか。
オーベル世田谷上町は全21戸と小ぶりでマンションの管理修繕コスパが悪いうえ、さらには人件費高騰の煽りからか、管理費の高さの割に管理面の手の回らなさが気になります。
現行の管理費の平米単価は320円(2024年10月現在)とそれなりに高水準であるいっぽう、管理員の巡回は月一回にとどまり、そして清掃員は週四日勤務だそうです(2024年10月現在)。
管理費の先高観は続くことから、今後さらなる値上げを行うか、現状よりもさらに巡回頻度を下げるなどの対応に迫られるかもしれません。
一般的に大規模マンションの人気があるのはスケールメリットを享受できるからなのですが、まるで逆回転するかのように近年新築分譲された小ぶりなマンションに至っては、「スケールデメリット」をモロに受ける物件も散見され、その辺も踏まえて慎重に検討したいですね。
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