アルス世田谷シーゼ

Overview

マンション概要

マンション名

アルス世田谷シーゼ


交通

世田谷線「松陰神社前」駅 徒歩2分


所在地

世田谷区世田谷4-13-12


建築年月

2003年 1月


構造

鉄筋コンクリート造8階建


総戸数

28戸


新築分譲主

東急不動産


施工会社

東レ建設


専有面積

20.90m2 〜 73.66m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


世田谷線を見下ろすように佇むアルス世田谷シーゼ

 アルス世田谷シーゼは2003年に東急不動産によって分譲された、8階建のマンションです。 
 東急のマンションといえば現在はドレッセで知られますが、昭和から平成にかけて同社が数多く販売したマンションはドエル・アルスでした。
 いつしか英語で「住む」を意味するドエルがなくなり、”Urban Life Series(都会の暮らし)”の頭文字ULS(アルス)だけが残った感じですね。

 そんなアルス世田谷シーゼの外壁はブラウンタイルが全面に貼られ、まるで世田谷線を見下ろすような堂々とした佇まいが特徴的です。
 ところでマンション名の最後に付く”シーゼ(size)”は、ほかの東急のマンションでは見かけないシリーズなのですが、いったいどんな意味があるのでしょうか。

子育て世帯が暮らしやすい生活環境

 アルス世田谷シーゼは世田谷区役所にほど近い、世田谷線の松陰神社前駅から徒歩2分ほどのロケーションです。
 マンションは北西角地に佇み、そのうえ南側隣接地は世田谷線の線路があるため、さながら三方角地の如き圧倒的な開放感が魅力ですよ。

 普段の買い物はサミットストア松陰神社前店が徒歩3分ほどと至近なうえ、世田谷区役所の周辺にはドラッグストアや飲食店、コンビニなど多彩な店舗が充実しています。
 また、マンションから北方に5分ほど歩くと、子ども用アスレチック遊具が充実した中規模タイプの若林公園があるので、子育て世帯にとって暮らしやすい環境といえそう。

バルコニーの先は道路若しくは線路で陽当りはバッチリ

 アルス世田谷シーゼの住戸は専有面積が40㎡台から60㎡台を中心とする、ややコンパクト気味のファミリー向けの間取りで構成されています。
 1LDKと2LDKタイプを中心とする間取りはごくごく普通なものが多く、使う上で特に不満に感じることはなさそうです。
 住戸は南向きと西向きとにわかれていますが、バルコニーの先は道路若しくは線路のため、陽当りや眺望に恵まれた住戸が多そうな印象ですね。

 そしてアルス世田谷シーゼを語るうえで避けて通れないのが、世田谷線の線路を渡ったところに立地する「東急ドエル・アルス世田谷ネクステージ」の存在でしょうか。
 シーゼはネクステージより築年数が5年新しいのですが、マンションの戸数は20戸近くネクステージのほうが多く、よりドッシリした存在感を漂わせています。
 まったくの個人的な好みだとネクステージに軍配を上げますが、実際の世間の評価はそうではなく、過去の取引データをみるとシーゼのほうが僅かに平米単価が上回る傾向を示しているようです。

 ただ、どちらかというとおひとりさまやDINKsをメインの入居者とするシーゼと、ファミリー向け住戸が充実するネクステージとでは、同じアルスでも趣が異なるかもしれません。
 住民の属性が近ければ生活スタイルも似ているでしょうし、その意味においてはシーゼとネクステージはコミュニティ運営がしやすい側面もあるんでしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。