アルシオン豪徳寺

Overview

マンション概要

マンション名

アルシオン豪徳寺


交通

小田急線「豪徳寺」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区梅丘2-21-24


建築年月

2003年 9月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

29戸


新築分譲主

東和ホーム


施工会社

三友建設


専有面積

42.00m2 〜 90.88m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


ミラノテイストのビジュアルなアルシオン豪徳寺

 アルシオン豪徳寺は2003年に東和ホームによって分譲された、4階建のマンションです。
 同社は2000年前後にアルシオンの名を冠したマンションを販売しており、世田谷では豪徳寺のほか「アルシオン経堂」など都内で多数の分譲実績があります。
 ちなみにアルシオンとは、プレアデス星団のなかで最も明るい星の名前だそうですが、まぁ私としてはこの辺の話に疎いのでここで止めておきます。

 そんなアルシオン豪徳寺の外壁はブラウンとベージュのふたつのカラーを鮮やかに貼りわけた、ミラノテイストのビジュアルに仕上がっています。
 東側バルコニーの外壁には透明パネルを採用しシャープな印象を纏ういっぽう、住民目線ではレースカーテン必須の生活になりそうですね。

穏やかな住宅街の明るい北東角地に立地

 アルシオン豪徳寺は戸建やマンションが建ち並ぶ穏やかな住宅街のなか、開放感のある明るい北東角地に立地しています。
 さらにマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域内に存しており、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物はトップパルケ豪徳寺店が徒歩8分ほどで利用できるほか、梅ヶ丘駅周辺の複数のスーパーも徒歩圏内にあり、選択肢は豊富にあります。
 また、マンションから南に4分ほど歩くと烏山川緑道があるので、自然が身近で趣味の散歩やジョギングにもってこいの立地ですね。

すべての住戸に使用料無償のトランクルームが付設

 アルシオン豪徳寺の住戸は専有面積が70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 住戸は全方位に向いてラインナップされていますが、マンションの南側と西側隣接地には3階建相当の建物があるので、南向きと西向き住戸の多くは眺望が遮られているかもしれません。

 3LDKを主体とする間取りはリビングダイニングと居室の広さのバランスが良いうえ、オーソドックスで使いやすそうなものばかりです。
 また、すべての住戸にマンション1階にある使用料無償のトランクルームが付設しているのも、何かと収納スペースに苦慮するマンションライフでは心強い味方ですね。

 そしてアルシオン豪徳寺で気になるのは、カネ喰い虫ツートップと称される機械式駐車場とエレベーターの存在でしょうか。
 全29戸と決して多くはない戸数なだけに、これら共用設備の維持改修コストの負担感は次第に重みを増すことでしょう。
 現行の管理費・修繕積立金の平米単価は554円(2025年4月現在)とすでにそれなりの負担ですが、さらなる値上げを視野に入れておくに越したことはありません。

 最後に、アルシオン豪徳寺は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。