パークホームズ桜新町

Overview

マンション概要

マンション名

パークホームズ桜新町


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区桜新町2-25-12


建築年月

2005年 11月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付9階建


総戸数

82戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

三井住友建設


専有面積

61.00m2 〜 83.09m2


価格相場

★★★★★


売り出しレア度

★★☆☆☆


ホワイトタイルで堂々と佇むパークホームズ桜新町

 パークホームズ桜新町は2005年に三井不動産によって分譲された、9階建のマンションです。
 三井のマンションといえば、かつては「パーク・ホームズ<パーク・ハイム<パーク・マンション」の序列が存在しましたが、2000年代初め頃から世田谷ではパークホームズに統一されました。
 といっても、いまだ都心の高級ブランド立地ではパークマンションが販売されている状況を考えると、悲しいかな世田谷の立ち位置というのが透けて見えますね。

 そんなパークホームズ桜新町の外壁はスクエア型のホワイトタイルが全面に貼られ、住宅街のなか威風堂々とした佇まいが印象的です。
 これは、三井らしいアイボリー系カラーで温もりを感じるスタイルとは一線を画すスタイリッシュさで、やや異端な感じがしないではありません。

駅チカながら閑静で穏やかな住環境

 パークホームズ桜新町は最寄駅の桜新町から徒歩6分ほどの距離の、区画が整った住宅街の南・西・北の三方角地に立地しています。
 マンションの目の前の道路はクルマが頻繁に通る印象はないため、駅チカながら静かで穏やかな暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物はライフ桜新町店が徒歩2分ほどと至近にあるうえ、駅の先のピーコックストア桜新町店が徒歩8分ほどで利用できるので利便性は高いでしょう。
 また、マンションからJRA馬事公苑までは徒歩13分ほどですので、趣味の散歩やジョギングなどにほどほどの距離感ですよ。

眺望や風通しに難のある地下1階住戸は割安に買えるかも

 パークホームズ桜新町の住戸は専有面積が60㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 マンションはアルファベットの”L”の字の形状をしていて、住戸は南向きと西向きとにわかれますが、いずれもバルコニーの先は道路のため一定の陽当りと眺望は確保できていることでしょう。

 新築当初の間取りは2LDKと3LDKですが、どれも使い勝手は上々そうで、とりわけ西向き68㎡の3LDKタイプの間取りは往年の三井らしさを想起せずにいられません(少しマニアックですみません)。
 また、すべての住戸にスロップシンク(バルコニー水栓)が付設しているので、バルコニーでの園芸や子どもの汚れ物を洗うのにとても重宝します。

 そしてパークホームズ桜新町はエントランス階からひとつ下の、地下1階住戸が存在しています。
 地下の住戸とあって当然に眺望や風通しにやや難があり、そのぶん取引価格に影響があるようで、2015年の成約データによると地下1階住戸は他の所在階の住戸と比べて10%ほど割安(※平米単価ベース)に購入されているようですね。

 最後に、パークホームズ桜新町で気になる点を挙げると、マンション敷地内駐車場の空きが10区画以上慢性的に発生しているところでしょうか。
 しかも駐車場は維持改修コストが高い機械式駐車場であり、これは駐車場の使用料収入が満額入ってこない事実を踏まえると、将来の管理費の値上げ圧力につながることは間違いなさそうです。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。