アビテ梅ヶ丘

Overview

マンション概要

マンション名

アビテ梅ヶ丘


交通

小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区代田3-32-12


建築年月

1999年 9月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

23戸


新築分譲主

泉アーバンライフ


施工会社

炭石扶桑工業


専有面積

26.21m2 〜 54.67m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


てんこ盛りスタイルのアビテ梅ヶ丘

 アビテ梅ヶ丘は1999年に泉アーバンライフ(2004年にはスミセキ・コンテックに吸収合併)によって分譲された、3階建のマンションです。
 同社は1990年代から2000年代初頭にかけて、東京都心にてアビテの名を冠したマンションを販売していました。
 ちなみにアビテとはフランス語で”habiter(住む)”を意味し、いかにもなネーミングセンスですかね。

 そんなアビテ梅ヶ丘の外壁はホワイトタイルをメインにコンクリート打ちっぱなしやら、エントランスのレンガ調タイルやら、てんこ盛りなスタイルに仕上がっています。
 エントランスにはアール(曲線)状のガラスブロックが埋め込まれ、ここがマンションのいわゆる「顔」なんでしょうね。

梅ヶ丘駅&羽根木公園に近いロケーション

 アビテ梅ヶ丘は最寄駅の梅ヶ丘から徒歩4分ほどの距離の、梅丘通り沿いに立地しています。
 マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物は梅ヶ丘駅周辺の複数のスーパーが利用できますので、利便性は高そうです。
 また、例年2月から3月にかけて行われる梅まつりが有名な羽根木公園までは徒歩4分ほどですので、日課の散歩や家族でピクニックなんかにもちょうど良い距離感ですよ。

コンパクトなサイズで使いやすそうな間取りが多い

 アビテ梅ヶ丘の住戸は専有面積が20㎡台から50㎡台までの、ややコンパクトなサイズの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りを見てみると、居室はそこそこにリビングをできるだけ広げていて、現代の少人数世帯にとって暮らしやすそうなものが多く見られます。
 また、住戸は南向きと東向きとにわかれていますが、隣接地の利用状況などを鑑みると、陽当りや眺望にさほど差はないように感じますね。

 そして3階建のアビテ梅ヶ丘と聞くと一瞬不安になりますが、安心してください。エレベーターは付いています。
 そのため、将来足腰が弱ったとしてもマンション生活を続けるのに支障はないでしょう(ただしエントランスにスロープはない)。

 ただし全23戸の小ぶりな規模でエレベーターをはじめとする共用設備を維持しなければならないため、コスパが悪くなりがちな点には注意が必要です。
 実際に現行の管理費・修繕積立金の平米単価は705円(2025年4月現在)と、かなり高負担な水準なのも頷けるところでしょう。

 最後に、アビテ梅ヶ丘は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。