用賀ガーデンフラッツ

Overview

マンション概要

マンション名

用賀ガーデンフラッツ


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区上用賀5-3-9


建築年月

1979年 9月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

29戸


新築分譲主

日榮開発


施工会社

島藤建設工業


専有面積

52.52m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


隠れヒミコマンションの用賀ガーデンフラッツ

 用賀ガーデンフラッツは1979年に日榮開発によって分譲された、4階建のマンションです。
 日榮開発と聞いて、賢明な弊ブログ読者のなかには「ん?」と感じられる方がおられたかもしれませんが、その気付きは正解です。
 何を隠そう用賀ガーデンフラッツは、新築時に「用賀ヒミコマンション」として販売された、隠れヒミコマンションだったんですね。

 そんな用賀ガーデンフラッツの外壁は大規模修繕工事によってライトグリーンの塗装がなされ、エントランス周りはレンガ調ベージュタイルで上品にデザインされています。
 ただ、いくらマンション名を代えたところで滲み出るヒミコ感は止められず、見る人が見ればすぐわかってしまいますがね。

緑地&首都高の高架に挟まれる立地

 用賀ガーデンフラッツは最寄駅の用賀から徒歩7分ほどの距離にあり、マンションなどの住宅のほか法人事業所などが混在するエリアに立地しています。
 マンションは南北両面道路に面しており、道路を挟んでそれぞれ北は緑地、南は首都高の高架と大きく雰囲気が異なる二面性が面白いですね。

 食料品の買い物はオーケー新用賀店が徒歩4分ほどで利用でき、且つ大小さまざまなスーパーが用賀駅周辺にあって選択肢に困ることはなさそうです。
 そして何より都立砧公園までは徒歩6分ほどの立地ですので、子育て世帯からお年寄りまで思い思いに楽しめることでしょう。

すべての住戸が東向き&52㎡タイプという潔さ

 用賀ガーデンフラッツの住戸は専有面積がすべて52.52㎡という、潔い住戸構成となっています。
 新築当初の間取りは3DKだったようですが、さすがに現代のライフスタイルに合わないらしく、2LDKにリフォームしている住戸が多いようですね。

 マンションは南北に長い形状をしているため、南側のポジションほど首都高の高架の圧迫感や騒音の影響が少なからずありそうです。
 そしてすべての住戸のバルコニーは東向きに配置され、それほど陽当りや眺望に大きな差はないように見受けられますが、本記事執筆時点(2025年5月現在)において、マンション中央部に当たる西側隣接地は建替え工事を行っていましたので、今後の環境の変化に要注目です。

 そして3階建の用賀ガーデンフラッツにもちろんエレベーターは付いていません(通称:エレなし)が、まぁいうても3階建なのでエレなしがデメリットに働くことはなさそうです。
 むしろエレベーターの維持改修コストがかからないぶん、エレなしはメリットの側面のほうが大きいといえるかもしれません。

 最後に用賀ガーデンフラッツの1階住戸には、およそ35㎡の専用庭がもれなく付設している模様です。
 エレなしゆえに階段の上り下りも必要ない(エントランスに階段はあるが)ですし、用賀ガーデンフラッツの1階住戸の人気はきっと高いことでしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。