コンド玉川台

Overview

マンション概要

マンション名

コンド玉川台


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区玉川台2-28-5


建築年月

1981年 8月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

18戸


新築分譲主

東京住邸


施工会社

北野建設


専有面積

51.97m2 〜 103.00m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


植栽のグリーンが色鮮やかなコンド玉川台

 コンド玉川台は1981年に東京住邸によって分譲された、7階建のマンションです。
 同社は1970年代から80年代初頭にかけて、東京都内で数多くのコンドシリーズのマンションを販売しました。
 とりわけ南青山や西麻布、代々木などの駅チカ且つブランド立地に建っている印象が強いですね。

 そんなコンド玉川台の外壁はブラウンの吹付塗装がなされ、開放感のある角地に堂々とした佇まいが印象的です。
 マンション西側を走る西用賀通り内の街路樹や、敷地の植栽のグリーンがコンド玉川台をバックに色鮮やかに映えますね。

駅チカながら静かで穏やかな住環境

 コンド玉川台は最寄駅の用賀から徒歩4分ほどと至近の距離にあり、南・西・北の明るい三方角地に立地しています。
 それらすべての道路は車道と歩道が分離されているうえ、交通量がそれほど多いわけでもないため、駅チカながら静かで穏やかな暮らしを期待できるでしょう。

 食料品の買い物はオーケー新用賀店が徒歩4分ほどで利用でき、且つ大小さまざまなスーパーが用賀駅周辺にあって選択肢に困ることはなさそうです。
 そして何より都立砧公園までは徒歩10分ほどの立地ですので、子育て世帯からお年寄りまで思い思いに楽しめることでしょう。

角住戸が多く南向きオンリーで陽当り・眺望ともに良好

 コンド玉川台の住戸は専有面積が50㎡台をメインとしつつ、一部の大型住戸を含むファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りは2LDKと3LDKでしたが、コンド玉川台で12戸を占めるメインの専有面積59㎡タイプは3LDKとなっており、居室のふたつは4帖台でLDKは10帖ほどと、かなり窮屈な空間になっています。

 すべての住戸は南向きで、バルコニーの先は道路と玉川台二丁目公園があるため、住戸のポジションに関係なく陽当りや眺望はトップクラスに優れていることでしょう。
 また、マンションは全18戸と小ぶりな規模ゆえ必然的に角住戸の配置が多く、明るく風通しの良さそうな雰囲気が見て取れます。

 最後にコンド玉川台は、いわゆる旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)のマンションであり、首都圏での大地震発生に対する不安は拭いきれません。
 まったくの個人的な見解ですが、コンド玉川台の西棟(7階建)と東棟(4階建)ではおそらく耐震性能が異なりますので、住戸内の安全性を重視するならば低層の東棟(4階建)を選ぶと良いでしょう。
 ただし共用部分に損傷があった場合は、棟に関係なく管理組合全体で対処しなければなりませんので、一緒といえば一緒なんですが。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。