ピアース用賀テラス

Overview

マンション概要

マンション名

ピアース用賀テラス


交通

田園都市線「用賀」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区玉川台2-35-15


建築年月

2023年 11月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

29戸


新築分譲主

モリモト


施工会社

大木建設


専有面積

35.25m2 〜 60.10m2


価格相場

★★★★★


売り出しレア度

★★☆☆☆


シック且つモダンな雰囲気のピアース用賀テラス

 ピアース用賀テラスは2023年にモリモトによって分譲された、3階建(地下1階付)の低層レジデンス。
 同社はクレッセントのほか、ディアナコートやピアースシリーズなど複数のブランドを展開するマンションデベロッパーです。
 ホームページによるとピアースとは、住まいに必要不可欠な”Personal(個性)・Intellectual(知性)・Architecture(建築)・Space(空間)”の4つのキーワードの頭文字から来ているそうですよ。

 そんなピアース用賀テラスの外壁はグレータイルがメインに貼られ、シック且つモダンな雰囲気が印象的です。
 モリモトのマンションは意匠面において、財閥系マンションデべとは一線を画したスタイリッシュさがありますよね。

低層住宅街の北西・北東角地に立地

 ピアース用賀テラスは最寄駅の用賀から徒歩6分の距離の、開放的な北西・北東角地に立地しています。
 マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物はオーケー新用賀店が徒歩4分ほどで利用でき、且つ大小さまざまなスーパーが用賀駅周辺にあって選択肢に困ることはなさそうです。
 そして何より都立砧公園までは徒歩8分ほどの立地ですので、子育て世帯からお年寄りまで思い思いに楽しめることでしょう。

採光性や風通しに劣る地下1階住戸の販売価格に注目

 ピアース用賀テラスの住戸は専有面積が30㎡台から60㎡台までの、ややコンパクトサイズの間取りで構成されています。
 住戸は南西向きと東向きとにわかれいますが、いずれもバルコニーの先は道路若しくは低層住宅が建ち並ぶため、一定の陽当りや眺望は確保されてそうな雰囲気ですね。

 一点気を付けたいのが、ピアース用賀テラスは登記簿では地下1階付3階建となっていますが、内部構造的には4階建のマンションであり、エントランス階が2階に当たるため、登記簿で地下1階に当たるマンション1階住戸は階段かエレベーターで降りなければなりません。
 マンション1階住戸は地下にあるので当然ながら採光性や風通しは見劣りしますし、棟内で不人気となるのはやむを得ないでしょう。

 このような構造のマンションの場合、1階(※登記簿で地下1階)住戸は他の所在階の住戸と比べて、平米単価ベースで10%以上ダウンするのが一般的です。
 ピアース用賀テラスは築年数が浅く、検証する取引データそのものがありませんが、今後データ蓄積とともに傾向がわかれば追記していきたいと考えています。

 最後に、ピアース用賀テラスは壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。