




Overview
マンション概要
マンション名
クィーンシティ世田谷上北沢
交通
京王線「八幡山」駅 徒歩8分
所在地
世田谷区上北沢5-40-16
建築年月
2000年 12月
構造
鉄筋コンクリート造4階建
総戸数
21戸
新築分譲主
興大
施工会社
南海辰村建設
専有面積
51.58m2 〜 75.64m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
エレガントな装いのクィーンシティ世田谷上北沢
クィーンシティ世田谷上北沢は2000年に興大によって分譲された、4階建のマンションです。
同社は1990年代から2000年代にかけて、クィーンシティの名を冠したマンションを東京・神奈川・千葉にて販売していました。
調べたところ08年に興大は不動産市況の悪化による販売不振からの在庫増加、有利子負債の負担により事後処理を弁護士に一任したとの記事があり、その後のことはよくわかりません。
そんなクィーンシティ世田谷上北沢の外壁はブラウンタイルが貼られ、バルコニー部分に設置されたすりガラスと打ちっぱなし外壁がエレガントさを演出しています。
マンションは角地に佇み、周りを手入れの行き届いた植栽で取り囲まれていて、実に良い雰囲気に仕上がっていますね。


子育てに適した低層マンションライフ
クィーンシティ世田谷上北沢は八幡山駅から甲州街道を渡った先の、戸建やマンションが建ち並ぶ穏やかな住宅街に理知しています。
さらにマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第二種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物は八幡山駅周辺の複数のスーパーが利用できるほか、環八通りや甲州街道沿いに飲食店や家電量販店が揃っていて、利便性は高めです。
また、マンションから徒歩4分ほどのところに上高井戸第二児童遊園があるので、子育て世帯にとって暮らしやすい環境が整っていますよ。
ランニングコストが高めの理由はハッキリしてる
クィーンシティ世田谷上北沢の住戸は専有面積が50㎡台から70㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
住戸は南向きと東向きとにわかれていますが、いずれもバルコニーの先は道路に面しているため、一定の陽当りや眺望は確保されているように見受けられます。
ただ、南向き住戸でも東側のポジションでは、目の前に4階建の「ライオンズマンション上北沢第2」が鎮座しているので、やや視界は不良かもしれません。
もうひとつ加えると土地の地形が三角形になっているせいか、南向きは外壁はナナメってしまっている住戸もあるようで、ここにも注意したいですね。
クイーンシティ世田谷上北沢でほかに気になる点があるとすれば、管理費・修繕積立金の平米単価が693円(2025年6月現在)とかなりの高負担ぶりが挙げられます。
まぁでもこれにはおそらく根拠もあって、中古マンション界隈でカネ喰い虫ツートップと称されるエレベーターと機械式駐車場をともに設置しているのが大きいでしょう。
さらにクィーンシティ世田谷上北沢は全21戸と小ぶりな規模ゆえに、1戸当たりのランニングコストが重くなるのは致し方ありません。
最後に、クィーンシティ世田谷上北沢で個人的にあまり好きでないポイントは、最上階住戸のバルコニーに屋根が付いていないことです。
屋根がないとちょっとの雨で洗濯物が濡れてしまいますし、何か安っぽい感じがしてしまうのは私だけでしょうか。
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