




Overview
マンション概要
マンション名
クレストフォルム千歳船橋
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩16分
所在地
世田谷区千歳台3-12-7
建築年月
2000年 3月
構造
鉄筋コンクリート造6階建
総戸数
43戸
新築分譲主
ゴールドクレスト
前田興産
施工会社
三菱建設
専有面積
56.23m2 〜 87.21m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
当時は新興デべ時代、ゴクレ社のクレストフォルム千歳船橋
クレストフォルム千歳船橋は2000年にゴールドクレストほか1社によって分譲された、6階建のマンションです。
ゴクレ社は1992年に設立された新興マンションデベロッパーで、主に首都圏にてクレストの名を冠したマンションを累計30,000戸以上供給してきました。
ゴクレ社のマンションは一般のファミリー向けはもとより、都心タワーや大規模レジデンスなど財閥系顔負けの手広い事業領域に感心させられますね。
そんなクレストフォルム千歳船橋の外壁は素材感のあるグレータイルが貼られ、シックで落ち着いた雰囲気が特徴的なフォルムに仕上がっています。
ただ、この頃のクレストフォルムはまだゴクレ社のマンション開発初期でもあって、まだ洗練度があまり高くない印象ですかね。


駅は遠いがバスの利便性は高い立地
クレストフォルム千歳船橋は最寄駅の千歳船橋から、ほぼ千歳通りを歩いてアクセスするロケーションとなっています。
千歳通りは車道と歩道が分離されているので子どもが歩くときも安心ですし、また千歳船橋駅と千歳烏山駅を往復するバス便が豊富なため、意外と利便性は高いですよ。
食料品の買い物はサミットストア千歳台店が徒歩8分ほどで利用できるうえ、バスを利用すれば千歳烏山駅の商店街「えるもーる烏山」もストレスなく使いこなせるでしょう。
そしてマンションから徒歩2分かからない立地に球技が楽しめる希望丘南公園があるので、子どもが小さいうちから大きくなっても普段使いが出来そうですね。
ファミリー向けの快適かつ均質化された住戸多し
クレストフォルム千歳船橋の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
新築当初の間取りは、いわゆる”田”の字の3LDKをメインにしつつ、一部2LDKと4LDKで脇を固める手堅い住戸ラインナップが抜け目ない印象ですね。
住戸は南西向きと東南向きとにわかれていますが、バルコニーの先に視界を遮るような建物は少なく、多くの住戸の陽当りと眺望は優れていることでしょう。
ただし、東南向き住戸側の隣接地は現在駐車場(月極・時間貸し)として利用されているため、建替えによる眺望悪化リスクが内包する点はしっかり抑えておきましょう。
そしてクレストフォルム千歳船橋で気になる点を挙げると近年のクルマ離れの影響か、敷地内駐車場の空き区画が慢性化している模様です。
この状態が続くと駐車場使用料収入が満額入ってこないうえ、維持改修コストが嵩む機械式駐車場が一部設置されていることも、将来の管理費・修繕積立金の値上げに直結しかねません。
総じてクレストフォルム千歳船橋は間取りの均質化および住空間の快適性は評価できるものの、やはり駅へのアクセスはかなりお客さんを選ぶように感じます。
棟内の成約データを眺めると、この20年ほどで1.7倍ほどに中古物件価格が値上がりしましたが、この先どうなるのか興味深く見守りたいですね。
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