




Overview
マンション概要
マンション名
パストラルハイム世田谷千歳台
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩15分
所在地
世田谷区千歳台3-19-15
建築年月
1998年 2月
構造
鉄筋コンクリート造7階建
総戸数
23戸
新築分譲主
清水建設
施工会社
清水建設
専有面積
68.92m2 〜 94.17m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
牧歌的暮らしを標榜するパストラルハイム世田谷千歳台
パストラルハイム世田谷千歳台は1998年に清水建設によって分譲・施工された、7階建のマンションです。
同社のマンションといえば現在はヴィークシリーズがすっかり市民権を得ましたが、1980年代から2000年頃まではこのパストラルハイムの名を冠したマンションを販売していました。
ちなみにパストラルとは英語で”pastoral(牧歌的なライフスタイル)”を意味し、弊ブログのメインテーマたる牧歌的セタガヤライフを地で行くネーミングセンスに脱帽ですね。
そんなパストラルハイム世田谷千歳台の外壁はライトパープルのタイルが貼られ、バルコニー側のサッシやガラスブロックが華やかさを演出しています。
そしてマンションの南方近くには警視庁成城警察署があるので、きっと治安も良いことでしょう(知らんけど)。


駅&スーパーは遠いが賑やかな立地
パストラルハイム世田谷千歳台は最寄駅から距離はあるものの、近隣には多彩な店舗や施設で賑わうロケーションとなっています。
とりわけマンションの東側隣接地は24時間営業のガソリンスタンドがあるため、夜間照明の明るさやガソリン臭が少し気になるかもしれませんね。
食料品の買い物は最寄りのスーパーまで徒歩10分を超える距離にあるため、お世辞にも便利な立地とはいえなさそうです。
ただ、マンションの北側道路を隔ててユニクロ世田谷千歳台店やスーパー銭湯が入居するテナントビルがあり、且つ環八通り沿いに飲食店やゴルフ用品店などもあって、週末は何かと楽しめそうですよ。
住空間は良さげだが、すべてにおいてパッとしない
パストラルハイム世田谷千歳台の住戸は専有面積70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
新築当初の間取りは、いわゆる”田”の字の3LDKをメインにしつつ、バルコニー側にサンルームを配置した個性的な間取りのラインナップとなっています。
すべての住戸は南向きであり、さらにバルコニーの先は成城警察署の駐車場として利用されているため、一般所有者の土地と比べるとマンションなどに建替えられる可能性は低いでしょう。
北西角地のロケーションと周辺土地の利用状況から勘案すると、パストラルハイム世田谷千歳台の住戸の陽当りや風通しは概ね良さげで、快適なマンションライフが期待できそうですね。
そしてパストラルハイム世田谷千歳台で過去に取引されたデータからは読み取れないものの、棟内の住戸ポジションによって条件の違いはあるかもしれません。
と言うのも東側の住戸ほど環八通りとガソリンスタンドから受ける影響は大きく、逆に西側の住戸ほどそれらの影響は小さいことが想像できるからです。
総じてパストラルハイム世田谷千歳台はこれといった特長に欠けていて、というよりむしろ条件面では「中の下」感が否めない印象が強いです。
とりわけ中古マンション界隈ではひとつのストロングポイントが刺さって高値で取引される可能性があるだけに、パストラルハイム世田谷千歳台はその伸びしろが期待しにくいといえますし、逆に買主側からすれば値ごろ感があるかもしれませんね。
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