




Overview
マンション概要
マンション名
第2芦花公園ヒミコセラン
交通
京王線「千歳烏山」駅 徒歩14分
所在地
世田谷区粕谷1-17-4
建築年月
1980年 4月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付4階建
総戸数
18戸
新築分譲主
日榮開発
施工会社
中野組
専有面積
41.63m2 〜 94.16m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
赤レンガ調の高級感ある第2芦花公園ヒミコセラン
第2芦花公園ヒミコセランは1980年に日榮開発によって分譲された、4階建のマンションです。
同社はヒミコマンションをはじめヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開し、ヒミコとは魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
マンション、セラン、ハビタットの違いはマンションをベースにしつつ、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。
そんな第2芦花公園ヒミコセランの外壁は赤レンガ調タイルが貼られ、ヒミコにしては珍しく裏側を吹付塗装でごまかすようなコストカット感がないフォルムです。
ところで「第1」芦花公園ヒミコセランを探しても見当たらず、おそらく隠れヒミコ(改称済み)が世にあると思うのですが、ヒマなときに探しておきますね。


蘆花恒春園徒歩1分&閑静な住環境
第2芦花公園ヒミコセランは駅からはやや距離のあるものの、周辺は戸建やアパートが建ち並ぶ閑静な住宅街に立地します。
さらにマンションの前面道路は住民以外の利用はほぼないため、静かで穏やかな暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物はサミットストア千歳台店が徒歩9分ほどで利用できるほか、質はともかく安価な業務スーパー粕谷店が徒歩6分ほどの立地のため、それなりに利便性は高そうです。
そして都立公園の蘆花恒春園まで徒歩1分ほどでアクセスできる立地こそが、第2芦花公園ヒミコセランの最大の魅力といえそうですね。
従来のヒミコとは一味違う住戸構成と管理組合
第2芦花公園ヒミコセランの住戸は専有面積が40㎡台から90㎡台までの、さまざまな世帯に対応する間取りで構成されています。
ヒミコシリーズにしては珍しくゆとりある広さの住戸がラインナップされ、一味違った印象を抱きますよね。
住戸はすべて東向きですが、バルコニーの先は低層住宅街が広がるため、陽当りや眺望はそれなりに確保できていることでしょう。
そして第2芦花公園ヒミコセランにエレベーターは付いていない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りは大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となるのは間違いありません。
ただ、全18戸と小ぶりな第2芦花公園ヒミコセランにとって、エレベーターの維持改修コストを負担しなくて済むぶん、エレなしがデメリットと言い切れないのもまた事実です。
また、第2芦花公園ヒミコセランは自主管理の割に共用部分がきれいに保たれていて、管理組合がしっかり機能している印象を持っています。
加えてマンション自体は旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)で建築されましたが、東日本大震災後の2015年には耐震補強工事を実施して、現在は新耐震基準を満たしているようです。
最後に、これは本当にどうでもいいことですが、私が若かりし頃、第2芦花公園ヒミコセランをご案内したお客さまで購入の申込みを貰ってスムーズに契約へと準備が進むなか、契約当日の朝にドタキャンを喰らったほろ苦い思い出があります。
おそらく当時の関係者は誰一人として憶えてないんでしょうが、被害者(私)はそう簡単に忘れないようですねww
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