




Overview
マンション概要
マンション名
パークハウス祖師谷大蔵
交通
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩7分
所在地
世田谷区千歳台1-13-12
建築年月
2002年 4月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
21戸
新築分譲主
三菱地所
菱紙
施工会社
西松建設
専有面積
70.30m2 〜 77.83m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
低層住宅街のなか凛と佇むパークハウス祖師谷大蔵
パークハウス祖師谷大蔵は2002年に三菱地所ほか1社によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
三菱と言えばパークハウスがあまりに有名ですが、現在は藤和不動産を吸収合併しザ・パークハウスのブランド名でマンション分譲事業を展開し、メジャーセブンの一角として不動の人気を得ています。
ただ、三菱は大家さん気質が抜けないのか、三井や住友と比べるとマンション開発にはさほど熱量を感じません(もちろん独断と偏見ですが)。
そんなパークハウス祖師谷大蔵の外壁はライトブラウンのタイルが貼られ、低層住宅街のなかに凛と佇むフォルムが印象的です。
エントランス周辺には植栽がきれいに手入れされていて、まさにパークハウスって感じで良きですね。


駅やスーパー、公園に近い低層住宅街
パークハウス祖師谷大蔵は最寄駅の祖師ヶ谷大蔵から徒歩7分ほどの距離にあり、周辺は戸建や低層マンションが建ち並ぶ住宅街に立地しています。
この辺りは建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物は祖師ヶ谷大蔵駅周辺の複数のスーパーが利用できるほか、サミットストア砧環八通り店まで徒歩8分ほどと選択肢に困ることはなさそうです。
また、マンションから徒歩3分圏内に笠森公園や山野公園があるので、子育て世帯にとって暮らしやすい環境が整っていますよ。
団地然とした構造ゆえのメリット・デメリット
パークハウス祖師谷大蔵の住戸は専有面積がすべて70㎡台の、ファミリー向け3LDKタイプで構成されています。
新築当初の間取りは各居室の広さをしっかり確保したものばかりで、無難ながら使い勝手は上々そうなラインナップですね。
住戸はすべて南向きで陽当りは良さげですが、マンションの南側隣接地はギリギリのところまで戸建が建っているため、眺望は塞がっているかもしれません。
ただ、2階以上の住戸は南北両面バルコニーが付設されているので、きっと明るく風通しに優れていることでしょう。
パークハウス祖師谷大蔵はエントランスが複数あり、それぞれ階段を上って左右に住戸が振り分けられる団地然とした構造となっています。
そのためエレベーターは付いておらず(通称:エレなし)、バリアフリー的にマイナス面はあるものの、両面採光を実現でき且つプライバシー性が高い点を考慮するとメリットのほうが大きいといえるでしょうか。
最後にパークハウス祖師谷大蔵は、一般に不人気とされる1階住戸も比較的に高値で売却できるとされる”世田谷低層マンションマジック”が発動するかどうかが気になるところです。
少し興味深い取引データがあるので紹介しますと、2011年から12年にかけてすべて同一である71㎡タイプの1階・2階・3階住戸が立て続けに成約した履歴が残っております。
成約平米単価は1階が59万円、2階が61万円、3階が63万円となっており、エレなしの割に1階住戸が高めの価格で取引された印象はありません。
これはパークハウス祖師谷大蔵が全21戸と小ぶりな規模ゆえ、世田谷低層マンションを好む顧客への訴求力が弱いのが原因と考えますが、果たして。
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