




Overview
マンション概要
マンション名
ナイスブライトピア世田谷千歳台
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩12分
所在地
世田谷区千歳台3-6-9
建築年月
2014年 2月
構造
鉄筋コンクリート造7階建
総戸数
31戸
新築分譲主
ナイス
施工会社
合田工務店
専有面積
44.43m2 〜 71.74m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
上品でエレガントなナイスブライトピア世田谷千歳台
ナイスブライトピア世田谷千歳台は2014年にナイスによって分譲された、7階建のマンションです。
同社は1950年に設立された横浜に本社を構える老舗不動産会社で、ナイスアーバンやナイスステージなどナイスの名を冠したマンションを多数販売しています。
ナイスは分譲マンション事業のほか売買仲介も手掛けており、横浜市内ではそれなりにネームバリューがある感じですね。
そんなナイスブライトピア世田谷千歳台の外壁はライトブラウンのタイルが貼られ、棟屋の「ナイス」のロゴが強烈なインパクトを与えています。
ただナイスは上品でエレガントな雰囲気の演出がうまく、エントランス周りはとてもきれいなデザインに仕上がっていますよね。


成城警察署至近の環八通り沿いの立地
ナイスブライトピア世田谷千歳台は駅から微妙に距離のある、環八通りに面するロケーションとなっています。
ただ、マンションは成城警察署に近いこともあってか、周辺を通るクルマの交通マナーは悪くない印象で、多少なりともその恩恵を受けているかもしれません。
食料品の買い物はサミットストア砧環八通り店、若しくは千歳船橋駅周辺のスーパーまで徒歩10分以上を要するため、決して便利とは言い難いでしょうか。
また、界隈では比較的大きめの希望丘南公園まで徒歩3分ほどでアクセスできるため、子育て世帯にとって過ごしやすい環境が整ってますよ。
すべてにおいて「帯に短し、たすきに長し」感あり
ナイスブライトピア世田谷千歳台の住戸は専有面積が50㎡台をメインとする、ややコンパクトなファミリー向けの間取りで構成されています。
新築当初の間取りは専有面積が50㎡台の住戸であっても無理やり3LDKとしていて、リビングや居室はかなり圧迫感のある空間となっており、なかなかにしんどい感じですね。
また、70㎡台の住戸は全31戸中7戸しかなく、4人家族にとって選択肢が乏しい点は事前に抑えておく必要がありそうです。
住戸は西向きと東向きとにわかれておりますが、バルコニーの先は東向き住戸は環八通りが、西向き住戸の先は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域の住宅街がそれぞれ広がるため、陽当りや眺望に恵まれていることでしょう。
一見すると、環八通りに面した東向き住戸のほうが不人気かと思えますが、過去の取引データを見る限り、それほど西向き住戸との成約平米単価に差はないように見受けられます。
また、ナイスブライトピア世田谷千歳台の共用廊下はホテルライクな内廊下設計で、静穏且つ快適なマンションライフが窺えます。
そのいっぽうで共用廊下の空調使用料やエレベーター、機械式駐車場などの維持管理コストがしっかりかかる点は少し気になりますね。
総じてナイスブライトピア世田谷千歳台はその立地や住環境、間取りの使い勝手、買い物利便性など、どの観点からも「帯に短し、たすきに長し」な印象を拭えない物件であるように感じます。
中古マンション界隈では特に、強力なストロングポイントで他のウィークポイントを蹴散らす「一点突破主義」が威力を誇るだけにナイスブライトピア世田谷千歳台の真価は、果たして。
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