プラウド蘆花公園

Overview

マンション概要

マンション名

プラウド蘆花公園


交通

京王線「芦花公園」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区粕谷2-8-21


建築年月

2010年 1月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

87戸


新築分譲主

野村不動産
住友商事


施工会社

東急建設


専有面積

71.38m2 〜 91.36m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


高級住宅街に佇むような貫禄のプラウド蘆花公園

 プラウド蘆花公園は2010年に野村不動産と住友商事の2社JVによって分譲された、4階建の低層レジデンス。
 2社JVといってもマンション名が『プラウド蘆花公園』なだけに、実質的に野村のマンションと言って差し支えないでしょう。
 野村のプラウドといえば、永らく三井や住友など財閥系不動産会社が幅を利かせたマンションのトップブランド群に、近年完全に割って入った感がありますね。

 そんなプラウド蘆花公園の外壁は柔和なアイボリータイルが貼られ、世田谷の低層住宅街にひときわ映える穏やかな佇まいとなっています。
 まるで渋谷松濤の高級住宅街に存在するかのようなそのフォルムは、ここが粕谷であることを忘れさせるに十分な貫禄ですよね。

世田谷らしい低層マンションライフを

 プラウド蘆花公園は最寄駅の芦花公園から徒歩9分ほどの距離の、マンションや戸建が建ち並ぶ住宅街に立地しています。
 加えてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がるため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は成城石井芦花公園店が徒歩7分ほどで利用できるほか、庶民向けのサミットストア芦花公園駅前店が徒歩8分ほどの距離にあり、利便性は悪くありません。
 そして何より都立公園の蘆花恒春園まで徒歩5分ほどでアクセスできる立地こそが、プラウド蘆花公園の大きな魅力ですね。
 

非の打ちどころが少ない物件なのは間違いないが

 プラウド蘆花公園の住戸は専有面積が70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 3LDKオンリー(※新築当初)の間取りは横長リビングを多くラインナップし、室内のLDK空間は広く明るく感じられそうですね。

 マンションはアルファベットの”J”の字のような形状をしていて、住戸は南・東・西向きにわかれていますが陽当りは概ね確保されている印象です。
 ただ、マンションの南側隣接地に老人ホーム「ゆうらいふ世田谷」があるため、低層階の南向き住戸に関してはやや眺望が塞がってしまっているかもしれません。

 またプラウド蘆花公園の特長として、すべての住戸の専有玄関前に専用ポーチとトランクルームを付設している点が挙げられます。
 これにより住戸内のプライバシー性を高めるとともに、何かと不足しがちな収納スペースを確保できるため、居住者目線からは嬉しい配慮ですね。

 総じてプラウド蘆花公園は野村プラウドのデザイン性の高さや世田谷らしい良質な住環境、そして全87戸のある程度まとまった規模感に至るまで、優れた条件を兼ね備えた戦闘力が高い物件であることに疑いはありません。
 ただしマンション周辺に存在する農園や緑地、老人ホーム群の存在が「高級住宅街」というよりも、長閑で牧歌的な空気を覆っていて、いまひとつ垢抜けないのも事実なんです。

 完全な私の偏見ながらその一点だけが本当に惜しいと感じるのですが、皆さんはどうでしょうか。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。