祖師ヶ谷大蔵タウンホーム

Overview

マンション概要

マンション名

祖師ヶ谷大蔵タウンホーム


交通

小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区砧6-20-18


建築年月

1983年 5月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

45戸


新築分譲主

三井不動産
大林不動産


施工会社

大林組


専有面積

58.66m2 〜 88.48m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


品のある優雅さを感じる祖師ヶ谷大蔵タウンホーム

 祖師ヶ谷大蔵タウンホームは1984年に三井不動産と大林不動産の2社JVによって分譲された、3階建の低層マンションです。
 三井のマンションと言えばパークシリーズが有名ですが、1970年代から80年代にかけて城西・都下エリアを中心にこのようなタウンホームブランドを展開していました。
 タウンホームはこの祖師ヶ谷大蔵のようにフラットな住戸形式はもちろん、あるいはタウンハウス形式のマンションなど、戸建感覚の暮らしをコンセプトに開発されたような印象ですかね。

 そんな祖師ヶ谷大蔵タウンホームの外壁はホワイトの吹付塗装がなされ、住宅街のなかでひときわ目を引くスッキリ爽やかなフォルムに仕上がっています。
 ゆとりある空地率やドッシリ構えたエントランスなど、昨今のマンションでは見られない品のある優雅さが感じられますよね。

 

駅チカ&買い物便利&住環境良好

 祖師ヶ谷大蔵タウンホームは最寄駅の祖師ヶ谷大蔵から徒歩3分の距離にありながら、周辺は閑静な住宅街という希少なロケーションとなっています。
 加えてこの辺りは建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がるため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は祖師ヶ谷大蔵駅周辺の複数のスーパーが利用できるほか、多くの商店で賑わう「祖師谷通り(ウルトラマン商店街)」まで徒歩3分ほどと、利便性はかなり高いです。
 また、マンションから1分も歩くと西山野公園があって、子育て世帯にとって暮らしやすい環境がすべて整ってるといって過言ではありません。

データ上かなり高い人気があるように見られる1階住戸

 祖師ヶ谷大蔵タウンホームの住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 マンションには階段が複数設置されており、それぞれ共用廊下でつながっている住戸は限られるため、プライバシー性が高く採光性や風通しの良さそうな住戸が多い印象ですね。
 また、マンションの形状は凹凸が多く独立性が高いいっぽうで、住戸によってはそのマイナス面を大きく受けた間取り(※ひとつの居室だけやたら遠くて狭い)もあるだけに一長一短といった感じでしょうか。

 そして祖師ヶ谷大蔵タウンホームは構造上エレベーターの設置はなく(通称:エレなし)、住戸へのアクセスは階段のみとなります。
 まぁ言うても3階建なので、それほどエレなしがマイナスに働くことはなさそうな気もしますが、実はそれなりに影響は有るかもしれません。

 というのも、過去の取引データで所在階を確認できるのは全11件ありますが、そのすべては2階若しくは3階住戸であり、1階住戸の取引履歴は1件もありませんでした。
 一般に「条件の良いマンション(住戸)ほど売りに出ない」と言われますので、その観点からすると祖師ヶ谷大蔵タウンホーム1階住戸の住民満足度はかなり高いとみることもできそうですね。

 最後に、祖師ヶ谷大蔵タウンホームは壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。