東急ドエル・アルス砧リブレウィング

Overview

マンション概要

マンション名

東急ドエル・アルス砧リブレウィング


交通

小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区砧6-21-3


建築年月

1999年 3月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

32戸


新築分譲主

東急不動産
日航商事


施工会社

東急建設
東急工建


専有面積

61.76m2 〜 85.05m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


シックな雰囲気の東急ドエル・アルス砧リブレウィング

 東急ドエル・アルス砧リブレウィングは1999年に東急不動産ほか1社によって分譲された、3階建の低層レジデンス。 
 東急のマンションといえば現在はドレッセで知られますが、昭和から平成にかけて同社が数多く販売したマンションはこのドエル・アルスです。
 ちなみにドエルは英語の”dwell(住む)”であり、アルスは”Urban Life Series(都会の暮らし)”の頭文字ULS(アルス)から来ていると言われています。

 そんな東急ドエル・アルス砧リブレウィングの外壁はグレータイルが貼られ、シックで大人びた雰囲気を漂わせます。
 マンションの敷地北側には植栽が多く配置されていて、まるで別荘地を思わせるほどにグリーンが心地よいですね。

駅チカながら閑静な低層住宅街に立地

 東急ドエル・アルス砧リブレウィングは最寄駅の祖師ヶ谷大蔵から徒歩4分の距離にありながら、周辺は閑静な住宅街という希少なロケーションとなっています。
 加えてこの辺りは建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がるため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は祖師ヶ谷大蔵駅周辺の複数のスーパーが利用できるほか、多くの商店で賑わう「祖師谷通り(ウルトラマン商店街)」まで徒歩3分ほどと、利便性はかなり高いです。
 また、マンションから2分も歩くと西山野公園があって、子育て世帯にとって暮らしやすい環境がすべて整ってるといって過言ではありません。

低層マンションならではの見逃せないメリットや特徴

 東急ドエル・アルス砧リブレウィングの住戸は専有面積が70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りはいわゆる”田”の字崩れの3LDKタイプが主流で、オーソドックスながら使い勝手は上々そうですね。
 また住戸はすべて南向きであり、バルコニーの先は道路と低層住宅街が広がっているため、陽当りや眺望に恵まれている印象です。

 そして東急ドエル・アルス砧リブレウィングの秘めたる特長としては、第一種低層住居専用地域のマンションなだけに土地持ち分が多いことが挙げられます。
 例えば主流である専有面積70.06㎡タイプの住戸の土地持ち分はおよそ80㎡相当あるため、仮に将来建替えの議論が難航したとしても換金しやすいですし、あるいは宅地開発だってありかもしれません。
 普段生活しているぶんには固定資産税の負担がデメリットでしょうが、東急ドエル・アルス砧リブレウィングが老朽化したときにはこの土地持ち分割合の多さが陽の目を浴びることは間違いないでしょう。

 最後に東急ドエル・アルス砧リブレウィングは一般に不人気とされる、1階住戸も比較的に高値で売却できるとされる”世田谷低層マンションマジック”が発動するであろう点も見逃せません。
 マンションの取引件数が少なくエビデンスになり得るかは微妙ですが、2004年と05年に1階と3階(最上階)の70㎡タイプの住戸が取引されており、成約平米単価は1階住戸のほうが4%近く上回っています。
 このデータのみで語るのはやや暴論かもですが、東急ドエル・アルス砧リブレウィングに関しては1階住戸だからといって割安に買えると思わないほうが無難でしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。