リーフィアレジデンス世田谷砧

Overview

マンション概要

マンション名

リーフィアレジデンス世田谷砧


交通

小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区砧4-16-8


建築年月

2017年 1月


構造

鉄筋コンクリート造6階建


総戸数

60戸


新築分譲主

小田急不動産
三菱地所レジデンス


施工会社

不二建設


専有面積

59.37m2 〜 92.15m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


存在感ある佇まいのリーフィアレジデンス世田谷砧

 リーフィアレジデンス世田谷砧は2017年に小田急不動産と三菱地所レジデンスの2社JVによって分譲された、6階建のマンションです。
 いちおう三菱も参画しているとはいえ、マンション名が小田急のリーフィアを名乗るだけに実際は小田急が主導したのは間違いなさそうです。
 正直にいうとこれまでの小田急のマンションはパッとしない印象が強かったですが、リーフィアになってからかなり力が入っていますよね。

 そんなリーフィアレジデンス世田谷砧の外壁は素材感のあるベージュタイルが貼られ、開放的な三方角地に存在感のある佇まいが特徴的です。
 高さ制限の関係からか、北西方向に向かって上階が削がれていくフォルムはシンプルにカッコイイですよ。

公園が近い閑静な住宅街に立地

 リーフィアレジデンス世田谷砧は最寄駅の祖師ヶ谷大蔵から徒歩12分ほどの、周辺は主にマンションが建ち並ぶ落ち着いた住宅街に立地しています。
 目の前の道路はそれほど交通量が多い印象はなく、比較的に静かで穏やかな暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物はサミットストア砧店と砧環八通り店、さらにオオゼキ砧店まですべて徒歩10分前後を要するため、選択肢はありながらも若干距離があって、やや微妙な利便性と言えるでしょうか。
 また、マンションから徒歩1分かからない距離に観音公園があるので、子どもが小さいうちは何かと重宝しますよ。

ウィークポイントは見当たらないが強みも見出しにくい

 リーフィアレジデンス世田谷砧の住戸は専有面積が70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築マンションの価格が高騰するなかの分譲でしたが、住戸はそれなりの広さを確保していますし、外壁にしっかりとタイルを貼るなどコストカットされていないのが良いですね。

 3LDKが主体の間取りは、どこででも見かけるようなオーソドックスなものばかりですが、まぁ使い勝手は悪くなく万人受けするのは間違いないでしょうか。
 収納部分に目を向けるとウォークインクローゼットを多く配置しているのはいいのですが、ウォークスルークローゼットやステップインクローゼットなど、どんなメリットがあるのかよくわからない収納スペースのオンパレードとなっており、もはや言ったもん勝ちの様相ですよね。

 マンションはアルファベットの”L”の字を反転したような形状をしており、住戸は南西と東南向きにわかれています。
 ただ、バルコニーの先が道路に面する南西向き住戸に対し、東南向き住戸は前面にマンションやアパートが建っているため、特に低層階住戸はやや圧迫感を覚えるかもしれません。

 総じてリーフィアレジデンス世田谷砧は駅から近くもなければ遠くもなく、規模が大きくもなければ小さくもないように、ウィークポイントは見当たらないと同時に強みを見出しにくい物件であるように感じます。
 まぁ見方を変えればそれはバランスの良い物件とも言えますし、中古の取引価格も比較的安定していますので、手堅い選択と評価できるかもしれませんが。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。