




Overview
マンション概要
マンション名
世田谷砧グレイスコート
交通
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩5分
所在地
世田谷区砧6-6-3
建築年月
1995年 2月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
18戸
新築分譲主
近鉄不動産
施工会社
大日本土木
東海興業
専有面積
57.07m2 〜 78.08m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
優雅で気品ある佇まいの世田谷砧グレイスコート
世田谷砧グレイスコートは1995年に近鉄不動産によって分譲された、5階建のマンションです。
近鉄不動産のマンションと言えばローレルコートが有名ですが、1990年代には世田谷でも「エクセル三軒茶屋グレイスコート」「世田谷桜丘グレイスコート」などを販売しました。
ちなみにグレイスコートとは英語で”grace court(優雅な中庭)”を意味し、上品なイメージをマンション名に込めたのでしょうか。
そんな世田谷砧グレイスコートの外壁は二丁掛グレータイルが貼られ、その名の通り優雅で気品ある佇まいが印象的なフォルムに仕上がっています。
マンション館銘板もさりげなく新しいものに取り換えられていて、随所に管理組合の意識の高さを窺わせますよね。


駅チカ且つ閑静で買い物に便利な立地
世田谷砧グレイスコートは最寄駅の祖師ヶ谷大蔵から徒歩5分ほどの距離にありながら、周辺はマンションや戸建が建ち並ぶ穏やかな住宅街に立地しています。
マンションの西側隣接地には水路が流れていて潤いはあるものの、特有の臭気と豪雨時の氾濫には注意が必要ですね(ハザードマップを要確認)。
食料品の買い物は祖師ヶ谷大蔵駅周辺の複数のスーパー、若しくは多くの商店で賑わう「祖師谷通り(ウルトラマン商店街)」まで徒歩5分程度のため、利便性は高いでしょう。
また、マンションから西山野公園まで歩いて2分もかからないため、子どもの遊び場に困ることはなさそうです。
敷地内駐車場がなくトランクルームが付く不思議な仕様
世田谷砧グレイスコートの住戸は専有面積が50㎡台から70㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
新築当初の間取りは居室の広さをしっかり確保したオーソドックスな2LDK若しくは3LDKのラインナップとなっていて、使い勝手は良さそうな印象です。
住戸のほとんどは南向きと思われ、バルコニーの先は道路に面していることから陽当りに問題はないものの、向かいには4階建で大きめの「ウッドクレスト砧」があって圧迫感はそれなりにあるでしょうか。
さらに各住戸のバルコニー面積は狭く、専有面積の大小に関係なく3.5㎡ほどしかありませんので、思いのほか室内は暗く感じるかもしれません。
そして全18戸と小ぶりな規模の世田谷砧グレイスコートは、やはり管理修繕コスパの悪さが気になります。
しかもマンションには敷地内駐車場がなく駐車場の使用料収入が見込めないこともあってか、現行の管理費・修繕積立金の平米単価は601円(2020年7月現在)とそれなりの水準の金額が徴収されています。
いっぽう世田谷砧グレイスコートに敷地内駐車場はありませんが、すべての住戸に専用トランクルームが付いてきます。
専用トランクルームの広さなどの詳細はわかりませんが、使用の有無にかかわらず月額3,000円(2020年7月現在)が徴収されるようですので、内容次第では微妙な付帯設備かもしれませんね。
最後に、世田谷砧グレイスコートは壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。
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