ガーデンコート成城

Overview

マンション概要

マンション名

ガーデンコート成城


交通

小田急線「成城学園前」駅 徒歩15分


所在地

世田谷区成城8-23-21


建築年月

2002年 11月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付10階建


総戸数

169戸


新築分譲主

サンウッド
丸紅
清水建設


施工会社

清水建設


専有面積

66.02m2 〜 119.28m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★☆☆☆☆


優雅な雰囲気を醸し出すガーデンコート成城

 ガーデンコート成城は2002年にサンウッドと丸紅、清水建設の3社JVによって分譲された、全169戸・10階建の中規模高層レジデンス。
 不動産デべに大手商社、そして老舗ゼネコンと何だか毛並みが異なる3社JVですが、ざっと調べても見当たらないほど目新しい組み合わせのようです。
 ただ、その厳かなフォルムからは清水建設(現、清水総合開発)の香りがプンプン漂いますね。

 そんなガーデンコート成城の外壁はライトベージュ調のタイルが貼られ、成城の街並みに似合う優雅な雰囲気を醸し出しています。
 ゆったりとした車寄せのあるエントランスも、いかにも高級マンションっぽくて実に良きですよね。

駅は遠いが店舗が集まる賑やかな立地

 ガーデンコート成城は駅からは少し距離はあるものの、成城のメインストリートたる成城通り沿いのロケーションとなっています。
 マンション周辺は集合住宅やシニア向け施設が建ち並んでおり、さらに成城通り沿いには飲食店やドラッグストア、100円ショップが集まり賑やかな雰囲気もありますね。

 食料品の買い物は最寄りスーパーのSEIYU調布入間町店まで徒歩10分ほどかかるため、少々不便さを感じるかもしれません。
 また、世田谷に5つある都立公園のひとつである、祖師谷公園まで徒歩8分ほどの距離ですので、おひとりさまからファミリーまで思い思いに余暇を楽しめることでしょう。

全169戸の規模はスケールメリットが実に多い

 ガーデンコート成城の住戸は専有面積が70㎡台から90㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 この手のマンションは専有面積70㎡台だと間取りは2LDKタイプしかないパターンが散見されますが、ガーデンコート成城は77㎡タイプから3LDKが用意されていて実に良心的ですよね。

 ガーデンコート成城のエレベーターは3戸に1基の割合で設置され、共用廊下ですべての住戸を繋げる必要がないため、すべての住戸で両面採光を実現できています。
 そのため一般のマンションと比べて、ガーデンコート成城の室内は明るく風通しに恵まれていることでしょう。

 そしてガーデンコート成城は全169戸とそれなりにまとまった規模感であり、共用部分の維持修繕におけるスケールメリットを活かせる点が嬉しいところです。
 エントランスではフロントサービスが提供され、さらに24時間有人での管理体制を敷き、果てはシアタールームやオーナーズルームなど充実の設備が整っています。
 これだけの共用設備を維持しながら、現行の管理費・修繕積立金の平米単価は496円(2025年9月現在)と決して高すぎないのは、まさにこの規模が為(な)せる業(わざ)と言えましょう。

 また別の視点からは、ガーデンコート成城では中古売り物件が常に市場に出ている印象が強く、さらに年間に1~2件が安定的に取引されています。
 この状態ですと物件の取引が自然と安定化していきますので、成約価格が上振れも下振れもしにくい点も多くの人にとってはプラスなのではないでしょうか。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。