




Overview
マンション概要
マンション名
アールヴェール世田谷一丁目
交通
世田谷線「世田谷」駅 徒歩5分
所在地
世田谷区世田谷1-4-15
建築年月
1997年 11月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
15戸
新築分譲主
東京建物
施工会社
東亜建設工業
専有面積
59.49m2 〜 75.27m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
斜めの屋根がシャープなアールヴェール世田谷一丁目
アールヴェール世田谷一丁目は1997年に東京建物によって分譲された、3階建の低層マンションです。
同社は旧安田財閥をルーツとする、1896年に設立された日本で最も古い歴史を持つ不動産会社です。
そして東京建物のマンションといえば東建シリーズに始まりアールヴェールやグランヴェールを経て、現在はBrilliaのブランドを冠したマンション分譲事業を展開しています。
そんなアールヴェール世田谷一丁目の外壁は濃淡まだらなブラウンタイルが貼られ、道路面に向かう屋根の斜線のシャープさが特徴的です。
ただ惜しむらくはマンション東側隣接地の「マンションハラ」と、さらにその隣の「アールヴェール世田谷」と同じタイミングで一体開発できればなお良かったですよね。


買い物に便利な低層マンションライフ
アールヴェール世田谷一丁目は田園都市線や小田急線からは果てしなく遠く、世田谷線が最寄りのロケーションとなっています。
そしてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がっており、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物は最寄りのサミットストア松陰神社前店が徒歩5分ほどで利用できるほか、多彩な店舗で賑わう世田谷通りも身近で買い物が楽しめそうです。
また、この辺りではそこそこ大きめの小泉公園まで徒歩8分ほどでアクセスできますので、子どもが小さいうちから大きくなっても利用しやすい立地ですよ。
いわゆる”田”の字の3LDKが多く個性に欠ける住戸多し
アールヴェール世田谷一丁目の住戸は専有面積70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
間取りはいわゆる”田”の字の3LDKタイプが多く、決して個性的ではありませんがオーソドックスで無難に使いやすいことでしょう。
ほとんどの住戸は南向きであり、マンション南側隣接地にはギリギリにタウンハウスや戸建が建ち並んでいるため、陽当りはともかく眺望は少々塞がってしまっているかもしれません。
そしてアールヴェール世田谷一丁目で最も気になるのは、全15戸という相当に小ぶりな規模感でしょうか。
しかも3階建なのに維持改修コストが必要なエレベーターも付いているため、現行の管理費・修繕積立金の平米単価は579円(2025年9月現在)とすでにそれなりの負担ではあるものの、今後も予断は許しません。
また、アールヴェール世田谷一丁目は一般に不人気とされる、1階住戸も比較的に高値で売却できるとされる”世田谷低層マンションマジック”が発動する点も見逃せません。
過去の取引データ上はもはや所在階関係ない平米単価で成約しているように見受けられますので、1階住戸だからと言って割安に買えるとは思い込まないほうが良いです。
最後に、アールヴェール世田谷一丁目は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。
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