




Overview
マンション概要
マンション名
ファミール千歳烏山
交通
京王線「千歳烏山」駅 徒歩13分
所在地
世田谷区粕谷3-15-17
建築年月
1984年 3月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
20戸
新築分譲主
丸紅
施工会社
竹中工務店
専有面積
66.40m2 〜 84.76m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
ホワイトタイルが爽やかなファミール千歳烏山
ファミール千歳烏山は1984年に丸紅によって分譲された、3階建の低層マンションです。
大手商社の一角である丸紅は永らくファミールマンションシリーズを販売して親しまれてきましたが、2004年よりグランスイートにブランドを一新しています。
1970年代から80年代前半にかけては、財閥系不動産会社よりも商社系のマンションのほうが、見た目も造りもしっかりした印象ですね(もちろん独断と偏見)。
そんなファミール千歳烏山の外壁はホワイトのスクエア型タイルが貼られ、低層住宅街に馴染むスッキリした爽やかなフォルムに仕上がっています。
マンション敷地内の緑樹のグリーンが、ホワイトの外壁タイルを背景にいっそう色鮮やかに映えますよね。


何をするにも徒歩10分はかかってしまう
ファミール千歳烏山は最寄駅の千歳烏山から微妙に遠い距離にありますが、周辺は戸建が建ち並ぶ閑静な住宅街の一角に立地しています。
さらにマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がっており、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物はサミットストア千歳台店とライフ千歳烏山店がともに徒歩10分ほどかかりますし、質はともかく安価な業務スーパー粕谷店も同じくらいの距離と、若干の中途半端さは拭えません。
また、都立公園の蘆花恒春園まで歩いて10分ほどの距離にあるので、散歩やジョギングにはちょうどよい距離感ですよ(※ファミール千歳烏山はペット飼育不可)。
低層マンションならではの特徴が詰まったマンション
ファミール千歳烏山の住戸は専有面積が60㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
3LDK主体の間取りは各居室の広さをしっかり確保したぶん、リビングが少しコンパクトなサイズの住戸が多い印象ですかね。
住戸は南向きと西向きとにわかれていますが、バルコニーの先は道路若しくは低層戸建のため、陽当りや眺望に問題はなさそうな印象です。
ファミール千歳烏山にエレベーターは付いていません(通称:エレなし)が、まぁ言うても3階建なのでエレなしが大きなマイナス評価にはつながらないでしょう。
むしろ維持改修コストを負担しなくて済むぶん、全20戸と小ぶりな規模のファミール千歳烏山にとってエレなしはメリットのほうが上回るはずです。
そしてファミール千歳烏山は一般に不人気とされる1階住戸も、比較的に高値で売却できるとされる”世田谷低層マンションマジック”が発動する点も見逃せません。
しかもエレなしのファミール千歳烏山に関してはより強いブーストがかかり、少し古い情報ですが2007年から08年にかけて、66㎡西向きの住戸で1階が3階(最上階)より平米単価が6%上回って成約しています(このエリアはリーマンショックの影響はそれほどなかった記憶)。
最後にファミール千歳烏山は低層マンションならではの、所有者一人当たりの土地持分が多いことも見逃せません。
ざっくりですが、各住戸ごとに専有面積とほぼ同じ広さの土地持分がありますので、将来建替え議論が難航したとしても一般のマンションと比べると換金はしやすいことでしょう。
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