




Overview
マンション概要
マンション名
アールヴェール世田谷
交通
世田谷線「世田谷」駅 徒歩5分
所在地
世田谷区世田谷1-4-11
建築年月
1994年 10月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
19戸
新築分譲主
東京建物不動産販売
東京建物
施工会社
大成建設
専有面積
50.64m2 〜 70.66m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
こじんまりながらもドッシリしたアールヴェール世田谷
アールヴェール世田谷は1994年に東京建物グループ2社によって分譲された、3階建の低層マンションです。
東京建物は旧安田財閥をルーツとする、1896年に設立された日本で最も古い歴史を持つ不動産会社です。
そして東京建物のマンションといえば東建シリーズに始まりアールヴェールやグランヴェールを経て、現在はBrilliaのブランドを冠したマンション分譲事業を展開しています。
そんなアールヴェール世田谷の外壁はグレータイルが貼られ、こじんまりとしながらもドッシリとした存在感のある佇まいが特徴的です。
ただ惜しむらくはマンション西側隣接地の「マンションハラ」と、さらにその隣の「アールヴェール世田谷一丁目」を同じタイミングで一体開発できればなお良かったですね。


買い物に便利な低層マンションライフ
アールヴェール世田谷は田園都市線や小田急線からは果てしなく遠く、世田谷線が最寄りのロケーションとなっています。
そしてマンションより東方には建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がっており、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。
食料品の買い物は最寄りのサミットストア松陰神社前店が徒歩5分ほどで利用できるほか、多彩な店舗で賑わう世田谷通りも身近で買い物が楽しめそうです。
また、この辺りではそこそこ大きめの小泉公園まで徒歩9分ほどでアクセスできますので、子どもが小さいうちから大きくなっても利用しやすい立地ですよ。
無難でオーソドックスなファミリー向け住戸多し
アールヴェール世田谷の住戸は専有面積が50㎡台から70㎡台までの、ややコンパクトなファミリー向けの間取りで構成されています。
3LDKの間取りではいわゆる”田”の字、もしくはタテに居室を三列並べたオーソドックスなものばかりで、新鮮味はないものの使い勝手は上々そうですね。
住戸は南向きと西向きとにわかれていますが、マンションの南側隣接地には3階建の「メゾン欅」が建っていて、やや圧迫感がありそうな印象です。
いっぽう西向き住戸は駒沢公園通りに面しているので、クルマの音は多少ありそうですが陽当りと眺望に優れていることでしょう。
3階建のアールヴェール世田谷にエレベーターは付いていません(通称:エレなし)が、まぁ言うても3階建なのでエレなしが大きなデメリットにはなり得ないでしょうか。
むしろ全19戸と小ぶりなアールヴェール世田谷にとって、エレベーターの維持改修コストを負担しなくて済むぶん、エレなしはメリットのほうが上回ると言って差し支えなさそうですね。
余談ながら、同シリーズで全15戸とさらに小規模な「アールヴェール世田谷一丁目」は、同じ3階建ですがエレベーターが付いています。
これら共用設備の違いからか、現行の管理費・修繕積立金の平米単価の差は130円(世田谷一丁目のほうが高い。2023年11月現在)あるのも頷けるところです。
最後に、アールヴェール世田谷は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。
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