




Overview
マンション概要
マンション名
ディアクオーレ成城
交通
小田急線「成城学園前」駅 徒歩3分
所在地
世田谷区成城6-16-26
建築年月
2008年 12月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付4階建
総戸数
26戸
新築分譲主
菱重エステート
施工会社
東急建設
専有面積
60.54m2 〜 130.00m2
価格相場
★★★★★
売り出しレア度
★★★☆☆
世にも珍しいダブル敷延風味なディアクオーレ成城
ディアクオーレ成城は2008年に菱重エステート(現、MHIファシリティーサービス)によって分譲された、4階建のマンションです。
三菱系列である同社は2000年代から10年代にかけて、主に東京都内でディアクオーレの名を冠したマンションを販売していました。
ちなみにディアクオーレとはイタリア語で”dia cuore(私の心)”を指すと思われますが、やっぱりイタリア語のマンション名は響きがステキですね。
そんなディアクオーレ成城の外壁はライトブラウンのタイルがメインに貼られ、住宅街のなかナチュラルに佇むフォルムに仕上がっています。
それにしても、いわゆる”ダブル敷延(※双方向から通路部分を通った奥に敷地)風味”のマンションはとても珍しく、たぶんここしかないんじゃないですかね。


プライベート邸宅感が強い個性的な立地
ディアクオーレ成城は最寄駅の成城学園前から徒歩3分ほどと至近の距離にあり、駅前の喧噪さが和らぐ住宅街手前のロケーションとなっています。
マンションは通路部分の先にある立地のため道路面からハッキリと様子が窺えず、プライベート邸宅感の強い雰囲気ですよね。
食料品の買い物は成城学園前駅周辺の複数のスーパーが身近に利用できますし、ひと通りのものは駅前で買い揃えることができるでしょう。
また、マンションから東方に7分ほど歩くと仙川が流れており川辺の散歩はもちろん、春の季節は桜が満開に咲き誇りお花見が身近に楽しめますよ。
駅チカで住環境が良く由緒ある地縁とくればそりゃ高い
ディアクオーレ成城の住戸は専有面積が60㎡台から130㎡までの、バラエティに富んだファミリー向けの間取りで構成されています。
間取りは3LDKを主体とし、その専有面積の広さからリビングから各居室、収納スペースに至るまでゆとりを持たせたものばかりですね。
住戸は四方向すべての向きがある模様ですが、何にせよ周囲を集合住宅や戸建で取り囲まれているため、眺望の抜け感はさほど期待できないかもしれません。
この年代に販売された三菱系列のマンションで気を付けたいのが、いわゆる”半地下マンション”と言って、高さ制限をクリアするため強引に地下1階住戸をラインナップした点にあります。
ディアクオーレ成城は登記簿では地下1階付4階建となっていますが、内部構造的には5階建のマンションであり、エントランス階が2階に当たるため、マンションの1階(登記簿は地下1階)住戸は階段かエレベーターで降りなければなりません。
マンション1階住戸は地下にあるので当然ながら陽当りや採光性は見劣りしますし、棟内で不人気となるのはやむを得ないでしょう。
2017年にディアクオーレ成城の地下1階と4階(最上階)の3LDKタイプの住戸が連続して取引されましたが、なんと59%を超える成約平米単価の差がありますので、参考にしてみてください。
最後に、ディアクオーレ成城は『海の牙』『土を喰う日々』などの文学作品で知られる、著名な作家・水上勉邸の跡地に建設されたマンションだそうです。
成城学園前駅にほど近く比較的に閑静な住環境に加え、このような由緒ある地縁まで付いてくれば、そりゃ値段が高くなるのも頷けますよね。
Map