




Overview
マンション概要
マンション名
成城レジデンス
交通
小田急線「成城学園前」駅 徒歩7分
所在地
世田谷区成城5-21-20
建築年月
2006年 6月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付3階建
総戸数
17戸
新築分譲主
ダイア建設
施工会社
竹中工務店
専有面積
86.31m2 〜 97.13m2
価格相場
★★★★★
売り出しレア度
★★★☆☆
ダイアパレス成城ではない、成城レジデンス
成城レジデンスは2006年にダイア建設によって分譲された、3階建の低層マンションです。
同社は1970年代から2000年代にかけて、ダイアパレスの名を冠したマンションを全国各地で2,000棟以上販売した中堅マンションデベロッパー。
レジデンスと聞くと一般に三菱商事のマンションを連想しますが(しないか)、成城という立地もあってダイアパレスと付けるのを躊躇ったのかもしれません。
そんな成城レジデンスの外壁はアイボリータイルが貼られ、成城の街並みに柔和に溶け込む穏やかなフォルムが印象的です。
現地で成城レジデンスを見ても華々しさはあまりありませんが、シンプルでしっかりしたマンションという雰囲気を随所に感じますね。


隣の街区は所ジョージ氏「世田谷ベース」
成城レジデンスは最寄駅の成城学園前から成城六間通りをずっと歩くこと7分ほどのところに立地しています。
マンションは道路幅にゆとりのある開放的な東南角地に佇み、不動産の”絵”的にはとても美しく映えますよね。
食料品の買い物は成城学園前駅周辺の複数のスーパー、あるいはクルマでSEIYU調布入間町店(歩くと17分くらい)を利用することになるでしょうか。
また、マンションから南側道路を挟んだ街区には所ジョージ氏の「世田谷ベース」があるので、友人・知人を自宅に招いた際はちょっとしたネタになるかも。
メゾネット形式の住戸が多く、メリット・デメリットあり
成城レジデンスの住戸は専有面積が80㎡台と90㎡台の、ゆとりある広さのファミリー向けの間取りで構成されています。
ただし戸建感覚のメゾネット形式(※室内が2階建)の住戸が多いので、マンションのメリットのひとつであるバリアフリーの観点からは敬遠する人も一定数いることでしょう。
住戸は南・東・西向きにそれぞれわかれていますが、南向きと東向き住戸のバルコニーの先は道路のため、陽当りと眺望に問題はなさそうです。
ただし、西向き住戸で特に低層階に関しては、マンションの西側隣接地の建物が目の前にあって、圧迫感がそれなりにあるかもしれません。
そして成城レジデンスの特徴はまさにメゾネット形式の住戸にあり、リビング脇に階段を設けることでリビングの一部天井高5.5mを確保しています。
ただし地下1階&1階のメゾネット住戸は採光性や風通しは見劣りしますし、実際に中古の取引価格を見てみても人気のなさが如実に現れています。
2011年と2012年に東向きフラット2階東向き住戸と南向きメゾネット地下1階&1階住戸が取引されていますが、成約平米単価は47%近い差がありますので(もちろんフラットが高い)、参考にしてみてください。
最後に、成城レジデンスは全17戸と小ぶりな規模感ゆえ、管理修繕コスパの悪さが挙げられます。
維持費が高い機械式駐車場とエレベーターはもちろん完備しており、現行の管理費・修繕積立金の平米単価は722円(2020年9月現在)とそれなりの水準なのは納得せざるを得ません。
まぁ、ただ成城に住むような富裕層に向かって管理修繕コスパの良し悪しを言ったところで、余計なお世話でしょうが。
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