D’グラフォート世田谷芦花公園

Overview

マンション概要

マンション名

D’グラフォート世田谷芦花公園


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区粕谷2-18-23


建築年月

2004年 2月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付14階建


総戸数

208戸


新築分譲主

大和ハウス工業


施工会社

戸田建設


専有面積

62.30m2 〜 132.96m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★☆☆☆☆


アールの外壁がエレガントなD’グラフォート世田谷芦花公園

 D’グラフォート世田谷蘆花公園は2004年に大和ハウス工業によって分譲された、全208戸・14階建の大規模高層レジデンス。
 同社のマンションといえば頭文字に大和の「D’」を付けハイグレードのグランセ、大規模マンション系をグラフォート、都心部ではクラディア、郊外型ファミリー向けにレスティアの4ブランドを展開しています。

 そんなD’グラフォート世田谷芦花公園の外壁はアイボリータイルがメインに貼られ、シンプルで飽きの来なそうな仕上がりとなっています。
 マンション東南角のアール(曲線)状の外壁は、実にエレガントでセクシーな装いですよね。

駅やスーパーには微妙に遠い立地

 D’グラフォート世田谷芦花公園は駅から距離が微妙に遠いうえ、環八通り沿いという結構キツめなロケーションとなっています。
 ただマンション敷地のほとんどを道路か通路に面しているため、存在感と開放感はなかなかのものと言えそう。

 食料品の買い物はサミットストア世田谷船橋店若しくは八幡山駅周辺のスーパーまで徒歩10分以上を要するため、不便さを感じることがあるかもしれません。
 ただ、都立公園のひとつである蘆花恒春園までわずか徒歩1分ほどという立地こそ、他のマンションにはないステータスといって過言でないでしょう。

大規模マンションゆえのメリットはあるが決め手に欠ける

 D’グラフォート世田谷芦花公園の住戸は専有面積が60㎡台から100㎡超えまでの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 間取りは2LDKから4LDKまで豊富なラインナップが揃い、DINKsからファミリーまで幅広い層に暮らしやすいタイプが用意されていますね。

 住戸は南・東・西向きにそれぞれわかれていて、いずれの向きにあってもバルコニーの先は道路若しくは通路となっているため、一定の陽当りや眺望は確保されている模様です。
 ただ、やはり環八通りに面する東向き住戸が受ける騒音はそれなりと思われ、実際中古で売りに出る住戸は東向きが多い印象です。

 そして全208戸の規模のD’グラフォート世田谷芦花公園はそのスケールメリットを活かし、充実した共用設備が売りのひとつです。
 具体的にはコンシェルジュサービスやキッズルーム、シアタールームなど、さながら都心タワマンのごとき様々な設備が整っているのはポイント高いですよね。

 総じてD’グラフォート世田谷芦花公園はスケールメリットが魅力ないっぽう、駅までの距離や環八通り沿いのネガティブさなど、決め手に欠ける物件であることに間違いありません。
 いやぁ、悪くないマンションだと思うんですけど、それ以上におススメできる特長に乏しいのも事実なんですよね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。