ロイヤルシーズン成城

Overview

マンション概要

マンション名

ロイヤルシーズン成城


交通

小田急線「成城学園前」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区成城2-5-13


建築年月

2006年 6月


構造

鉄筋コンクリート造地下2階付3階建


総戸数

27戸


新築分譲主

末長組


施工会社

末長組


専有面積

48.87m2 〜 105.18m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


エレガントな佇まいのロイヤルシーズン成城

 ロイヤルシーズン成城は2006年に末長組によって分譲・施工された、3階建の低層レジデンス。
 1966年創業の同社は本社を川崎市に置き、マンションや戸建の分譲から商業ビルやスポーツ施設などの施工を行う総合不動産・建設会社。
 同社はロイヤルシーズンの名を冠したマンションを東京・神奈川で販売しており、2019年には成城第2弾となる「ロイヤルシーズン成城Ⅱ」を分譲しました。

 そんなロイヤルシーズン成城の外壁はサーモンピンク調のタイルが貼られ、閑静な住宅街のなかエレガントな佇まいとなっています。
 さらにマンションは前面道路の街路樹に覆われていて全貌が見えづらく、いかにも成城らしい邸宅感がありますよね。

成城の邸宅街に立地する低層マンション

 ロイヤルシーズン成城は最寄駅の成城学園前から徒歩6分ほどの距離の、成城らしい落ち着いた上品な住宅街に立地しています。
 加えてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域が広がるため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は成城学園前駅周辺の複数のスーパーのほか、サミットストア成城店が徒歩9分ほどの距離にあって利便性は高そうです。
 また、マンションから東方に3分ほど歩くと仙川が流れているので春の季節は花見が楽しめ、趣味の散歩にもちょうど良いですよ。

陽当りの劣る地下1階住戸は成約平米単価が安い傾向

 ロイヤルシーズン成城の住戸は専有面積が80㎡台から100㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 間取りの特長としては開口部が多く複数のバルコニーを付設しているため、明るく風通しの良さそうな住戸が多い印象ですね。
 そして2棟で構成されるロイヤルシーズン成城のすべての住戸は南西向きになっており、一定の陽当りは確保できていることでしょう。

 そしてロイヤルシーズン成城で気を付けたいのが、いわゆる”半地下マンション”と言って、高さ制限をクリアするため強引に地下1階住戸をラインナップした点にあります。 
 ロイヤルシーズン成城は登記簿では地下2階付3階建となっていますが、内部構造的には地下駐車場付き4階建のマンションであり、エントランス階が2階に当たるため、マンションの1階(登記簿は地下1階)住戸は階段かエレベーターで降りなければなりません。

 マンション1階住戸は地下にあるので当然ながら陽当りや採光性は見劣りしますし、棟内で不人気となるのはやむを得ないでしょう。
 奇しくも2012年と2017年にロイヤルシーズン成城の地下1階と2階(最上階のひとつ下)の住戸が連続して取引されましたが、均すと40%ほど成約平米単価の差がありますので、参考にしてみてください。

 最後に、ロイヤルシーズン成城は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。