桜丘パークハウス

Overview

マンション概要

マンション名

桜丘パークハウス


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区桜丘5-13-11


建築年月

2007年 1月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付6階建


総戸数

68戸


新築分譲主

三菱地所


施工会社

木内建設


専有面積

63.07m2 〜 103.06m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


三菱地所のパークハウス

 桜丘パークハウスは”丸の内の大家さん”と呼ばれる、財閥系不動産会社の三菱地所が分譲するマンションシリーズ。
 現在は旧藤和不動産を合併して三菱地所レジデンスとなり、「ザ・パークハウス」のブランド名でマンションを分譲していますが、この桜丘パークハウスは合併前に販売されたものです。

 この頃のパークハウスは法令の高さ制限の目を掻いくぐるように、強引に地下を掘って地下1階の住戸を造っては、総戸数を増やす手法が常套手段でした(現在は禁止)。
 あの三菱地所でも、考えることはその辺の不動産屋さんとそんなに変わらないんですね。

四方角地の開放感と閑静な住環境

 パークハウスはもっとも開放的な四方角地に鎮座し、また北側と東側には大きな街路樹が両サイドに植えられ、さながら成城の高級住宅街を思わせる佇まいです。
 千歳船橋駅から徒歩5分にして周辺は閑静であり、さらに大手財閥デべが分譲したとあって、中古マンションとしてはこれ以上ない至高の条件が揃っていると言えるでしょう。

 千歳船橋地区でパークハウスが最強クラスのマンションであることに異存はありませんが、北側道路を挟んで笹原小学校があるため、人によっては好き嫌いが分かれる立地かもしれません。

ファミリーに最適も住戸による価格差に注意

 パークハウスの住戸は、専有面積が70㎡台で3LDKタイプの間取りが多くを占めます。
 駅からの距離が近く、閑静な住環境が整っていることから、多くのファミリー層にとって希望を満たす住戸が十分に用意されていると言えるでしょう。

 ただし、パークハウスの1階住戸(登記上は地下1階)はいわゆる”半地下”と呼ばれる低さのため、陽当りや眺望面はあまり芳しくありません。
 そのせいか、中古で売りに出てくる住戸はこの半地下のポジションが圧倒的に多く、物件云々よりもまずは所在階の確認から入った方がよいでしょう。

 半地下の住戸をどうこう言うつもりはありませんが、成約事例のデータ上では陽当りや眺望に恵まれる上層階の住戸と比べて、少なくとも20%以上は価格差がありますので。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。