Overview
マンション概要
マンション名
パレ・プラス経堂
交通
小田急線「経堂」駅 徒歩6分
所在地
世田谷区経堂5-29-18
建築年月
1996年 5月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
16戸
新築分譲主
ハイエリア
施工会社
井上工業
専有面積
58.15m2 〜 64.21m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
ヨーロピアンテイストのパレ・プラス
パレ・プラス経堂を分譲したのはハイエリア（すでに倒産）で、この経堂のほか品川区東大井にパレ・プラス大井町を分譲ました。
いずれのパレ・プラスも著名建築家の新津正昭氏によるトータルコーディネートがなされ、パレ・プラス経堂の外壁正面はまるでヨーロッパの古城を想起させるアール状（曲線）の天然砂岩貼りが強く印象に残ります。
面積を抑えたバルコニーと雁行設計で連なるフォルムは、ヨーロッパのクラシックなプチホテルのような佇まいで、このヨーロピアンテイストなフォルムは、完全に他のマンションと一線を画しています。
ホテルタイプの使い勝手は？
パレ・プラスの最大の特徴はホテル形式の水周りにあると言って過言ではありません。
新築時の間取りでは浴槽、洗面化粧台、トイレが同室（しかも大理石貼り）となっており、それと別にシャワールームが設置されています。
これが本当に使いづらそうで、小さいお子さんのいらっしゃるご家族は大変じゃないかなぁ、と。
また、室内では有線放送も利用できるらしいのですが、以前ここのオーナーさんとお話ししたとき、有線放送は壊れてて聞けないと仰っていたような気がしました。
いまや時代遅れとなった有線放送も、この先なくなっていく運命にあるのでしょうね。
目線が短期か長期で見方が変わる
パレ・プラスは、全ての住戸の専有面積が60㎡前後の2LDKです。
経堂駅も近いため、3人家族が暮らすにはちょうど良い立地＆サイズ感と言って間違いないでしょう。
ヨーロピアンテイストな外観は雰囲気を感じられて好感が持てますが、ホテルタイプの水周りは考えものです。
余談ながら、過去に私は仕事でパレ・プラスのホテルタイプの浴室を、ユニットバスと洗面脱衣室、トイレを分離・独立させたうえでリノベーション販売したことがあります。
その結果として、水周りの使い勝手は大幅に改善できましたが、確かにパレ・プラス特有のホテルっぽい非日常感は消失してしまいました。
若いときに数年住むのであればホテル形式もいいと思うんですけど、子どもを育てながら10年、20年暮らすことを想定するとちょっと難しい気がしますね。
だって、年頃の娘が洗面台で顔洗っているときに、オヤジが同室のトイレで用を足すなんて…（以下、自粛）
Map
