




Overview
マンション概要
マンション名
マイネシュロッス経堂
交通
小田急線「経堂」駅 徒歩9分
所在地
世田谷区経堂5-27-25
建築年月
1998年 7月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付3階建
総戸数
17戸
新築分譲主
山田建設
施工会社
山田建設
専有面積
34.26m2 〜 91.90m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
ドイツ語で私のお城、マイネシュロッス経堂
マイネシュロッス経堂は1998年に山田建設によって分譲・施工された、3階建の低層レジデンス。
同社のマンションと言えば英語で「私のお城」を意味するマイキャッスルが有名ですが、今回のマイネシュロッス(ドイツ語)を挟みつつ、現在はミオカステーロ(イタリア語)でマンション分譲事業を展開しています。
山田建設は分譲と施工を1社で請け負っているため、物件のフォルムやグレードなどに差が少なく均質的なのが良いですね。
そんなマイネシュロッス経堂の外壁は大きめの二丁掛タイルが全面に貼られ、凹凸のある雁行型設計と対比するかのような丸みを帯びたバルコニー外壁からは仄かな温かみを感じます。
石貼りでデザインされたエントランスからは南欧風の雰囲気が感じられ、良い意味で山田建設っぽくないですね。


住環境の変化と浸水リスクに注意
マイネシュロッス経堂は最寄駅の経堂から徒歩9分ほどの距離にあり、住宅街のなかで開放的な東南角地に立地します(ひょっとしたら南側道路は通路かもしれませんが)。
マンション東側の道路は現在は交通量が少ないですが、将来は甲州街道と世田谷通りを繋ぐ道路に整備される計画ですので、住環境の変化に注意が必要ですね。
食料品の買い物はライフ経堂店まで徒歩4分ほどと至近にあるうえ、駅南口から伸びる「農大通り商店街」も同じくらいの距離感にあって利便性は高めです。
また北に2分も歩けば烏山川緑道があって趣味の散歩やジョギングに適するいっぽう、浸水リスクがありますので事前にハザードマップを確認するようにしましょう。
雁行型設計で上手な住戸配置により陽当りを確保
マイネシュロッス経堂の住戸は専有面積が30㎡台から90㎡台までの、さまざまな世帯に対応する間取りで構成されています。
マンションはアルファベットの”L”の字のような形状ですが、雁行型設計を上手に採り入れることで南向きの角住戸をより多く配置しています。
そのため道路面の東向き住戸とともに、全ての住戸の陽当りや眺望は概ね良さそうな印象ですね。
そしてマイネシュロッス経堂は3階建と聞くと一瞬不安になりますが、安心してください。エレベーターは付いています。
ただし全17戸と小ぶりな規模でエレベータはじめ共用設備を維持管理しなければならないため、当然に管理修繕コスパは悪いといって差し支えありません。
現行の管理費・修繕積立金の平米単価は484円(2023年2月現在)とそれほど割高感はないですが、一般のマンションと比べると一層の先高観は拭えないでしょう。
マイネシュロッス経堂は地下1階付3階建の構造ですが、実質的には4階建のマンションであり、地下1階住戸はすべて1階部分とのメゾネット形式の住戸プランとなっています。
どうしても地下1階部分は陽当りや風通しが悪いうえ、浸水リスクまで考慮すると不人気で、マイネシュロッス経堂は2階以上の住戸と、下階の住戸とで価格差が大きくなる傾向にあります。
そのためマイネシュロッス経堂は地下1階と1階のファミリー向けメゾネット住戸は割安に買える可能性があり、そのデメリットを許容できる人にとっては良い買い方ができるかもしれませんね。
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